北海道胆振東部地震の激震地・厚真町視察(自民党女性局) | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

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昨日は全国の自民党女性局の皆さんと、昨年の北海道胆振東部地震で一番強い震度7の揺れを観測した厚真町を視察しました。

初めて地滑りの写真を見たとき、「こんな風に山が崩れるなんて!」と、ショックを受けた方も多いと思います。火山灰の地層に雨が多く降ったことが重なり、土層滑りと岩盤滑りの両方が発生しました。それが時速60キロにもなる土石流を引き起こし、地震発生から5、6秒で家屋が押し流されたそうです。

あれから一年、復興はまだ道半ばです。

被災地の方々にとって、一番辛いのは「忘れ去られ、置き去りにされること」。

自然災害が多発する我が国において(現在も千葉をはじめとする地域で台風被害の復旧作業が行われています)、被災された方々に寄り添うとはどういうことなのか?改めて考えました。

また、福祉避難所や仮設住宅についても宿題をいただきました。

特養などの福祉施設が被災した場合、入居者の方々は自分の家が被災していない限り、仮設住宅に入れない。また、仮設住宅もそのような仕様になっていない。これを応急的に措置しているとのこと。特例ではなくキチンとした法整備が必要です。

来週からの臨時国会。しっかり取り組みたいと思います。