一般的な選挙の手法と受け取る側の有権者の皆さんの感覚の乖離。。。私も日々疑問に思っています。
政治家の演説口調が行き着く果て
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110901/222383/?rt=nocnt
この中にもあるように、
~以下引用~
選挙演説。
懇願と泣訴。浪花節。絶叫。土下座。涙声。掠れ声の連呼。白い手袋をはめた親戚一同による田舎芝居。旅芸人のような哀愁。どこまでも感情に訴える湿度の高い言葉。
芝居がかった決め台詞と、手垢ベカベカの常套句。そういうのが受けるのだと、彼らは強固にそう思い込んでいる。
政策を叫んだところでどうせ誰も聞いてくれないし、難しい話は嫌われる。
だから、どこまでもわかりやすく噛み砕いて、ただただワンフレーズを連呼する。
~引用終わり~
これが、既に有権者にバカにされている。
その結果が昨今の投票率の落ち込みではないかと思うのです。
でも、私のような素人にアドバイスをくれる方は、皆さんこれをやれとおっしゃいます。
野田氏が25年間にわたって駅頭演説を続けていたように、ひたすら街頭に立って、演説をし、握手をする。
それをしないと絶対に選挙には当選しません!
そして戸別訪問。
家の中にいる人たちにとって、戸別訪問ほど鬱陶しくて嫌なものはないと思うのです。
が、実際選挙に当選した方々のお話を聞いても
結局は、この話になります。
どれだけ長時間駅前だ街頭演説をした。
どれだけたくさん戸別訪問をした。
だれも
こんな政策を訴えたから
こんな考えが共感を呼んだから
とはいいません。
その究極が今回の野田氏の演説だと思います。
まず政治を変えるには選挙を変えないといけないと私は思います。
私がこう思うのは、まだ政治家ではなく、立場が限りなく一般の有権者の皆さんに近いからなのでしょう。
「そんなことを言ってても、当選しないと政治家にはなれないんだから、『郷に入れば郷に従え』、やらないと当選できないよ。」
その声に流されていると、どんどん普通の感覚を失っていきそうで、今はそれが正直怖いです。