内閣改造~ | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

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内閣改造 官房長官に枝野氏が内定 民主党の経済政策を批判してきた与謝野氏入閣も

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00191170.html

今日はやっぱりこの話題ですね。

与謝野氏の「たちあがれ日本」離党、そして入閣。
平沼氏と共同代表という形の「たちあがれ日本」ですが、いつかは分裂するのではないかということは、党が立ち上がったときからいわれ続けていました。

でも、このタイミングは・・・?!
そして、今まで批判し続けていた民主党・菅政権に「首相のお手伝いをしたい」ということで入閣。
有権者の立場からすると「ありえないことが起こった」という感じです。

改めて「たちあがれ日本」のホームページを見てみました。

平沼氏は記者会見で、「民主党政権はおかしい」ということで、それと真っ向から闘うために立ち上げた党だと語っていらっしゃいます。

ここでいう「民主党政権がおかしい」というのは、経済政策等ではなく、その国家観、歴史観といった根幹の部分を指していると思います。
それは、政治家の信念であって、決して迎合することがないところです。

たしかに郵政民営化を推進した緊縮財政派である与謝野氏と、郵政民営化法案に反対して自民党を離党した積極財政派である平沼氏は政策面では対立していたかもしれませんが、理念の部分が一致しているから今まで共同代表としてやって来れたのではなかったのでしょうか?

少なくとも私はそう感じていました。

「たちあがれ日本」の仲間からは何も学ぶことがなかったと語った与謝野氏。
実際には、その理念の部分も相容れなかったのかもしれません。

だとすれば4月の結党から今まで、仮面をかぶっていたと言うことでしょうか?

考えれば考えるほど、理解不能に陥ってしまう、今回の「離党・入閣」劇。
受け入れる(あるいは引き抜いた)方の民主党にも理念はなさそうです。