昨日は日本会議岡山 児島支部 主催の建国記念の日奉祝記念行事にて講演をいたしました。雪の為岡山空港発着便が条件付き運航となり、ハラハラしましたが、なんとか到着できました。その機内で読んだ産経新聞。堺屋太一先生の追悼特集でした。
(以下、引用)
(堺屋太一氏は)団塊の世代の高齢化問題を先取りする近未来予測小説として、100万部以上を売り上げるベストセラーになった。
担当官庁の担当者らは、ベビーブーム世代の出産により出生数は激増する-との見立てから「高齢者人口が過剰になることはない」と同作の予測を一蹴した。
堺屋さんは当時を振り返った本紙の記事で、「官僚は長期的な視点が持てず、一時の権限拡張と予算拡大にしか興味がない。このため、人口対策は非常に遅れた」と官僚主義の弊害を批判した。
(引用終わり)
日本の少子化対策の無策を私はずっと指摘してきました。堺屋太一先生のおっしゃる通りです。
生前、講演で、
「毎晩帰宅してから30分間立ったままで読書をする。飲んで帰った日も。立ってないと眠ってしまうので。」と、おっしゃっていたことを思い出しました。誰よりも努力家の知識人でいらっしゃいました。
心からご冥福をお祈りいたします。