昨日は震災についてブログを書きました。
ブログやTwitterでも、関西に住んでいる方はほとんどが昨日この話題でした。
が、世間では午後にはもう見事に違う話題となっていました。
一番びっくりしたのは、NHK。
5時30分に起きて各社の番組を見比べていたのですが、民放が神戸や淡路からの中継を流し現場の様子を伝えているのに対し、NHKは本当に5時46分前後だけで、数分後にはもう違う報道が・・・。
あの大震災からもう16年も経っています。昨年は15年という節目のときでしたが、今年はもう話題にもならないと踏んだのか?
それでもなんだかとても違和感を覚えました。
最近は、凶悪な殺人事件や痛ましい児童虐待が起こっても、騒がれるのは数日。
未解決な場合も多く、経過も知らされぬまま人々の記憶から消えていきます。
酒鬼薔薇事件、池田小学校の児童殺傷事件、秋葉原の事件・・・。
これを超えるようなインパクトがある事件じゃないとマスコミも「重大事件」として取り扱わないんじゃないかと感じてしまいます。
マスコミが取り扱わない=国民が関心を示さない。
報道のあり方については、流す側ばかりでなく、情報を受け取る側にも責任があります。
と、言いつつ今の報道を考えると、一つ疑問が浮かびます。
政局の問題。とくに民主党の内紛については、毎日延々と報道が続きます。
新聞紙面でも見ない日はないくらいです。
これは情報を受け取る側の関心が高いからなのか、それとも・・・?
政治に対する関心が高いのは素晴らしいことだと思います。
が、それが政治不信や政治に対する諦めに繋がると思うと心が痛みます。
今の政権を見ているとそれも仕方ないのかもしれませんが、一方でこの日本をなんとかしようと一生懸命頑張っている人もいます。
先日吹田市で「龍馬プロジェクト」の総会が行われ、その一部始終がUstream(ユーストリーム)で放映されました。
http://ryouma-project.com/
こういった活動を通じて政治に関心を持っていただけるよう、特に若い世代が日本の未来を諦めないよう、
私自身も気を引き締めて頑張っていきたいと思います。