以前の東大院生の事件もそうでしたが、最近、大学生の娘を持つ母親として非常に憤りを感じる事件が多いです。
私は女性の立場で「日本は男尊女尊の国で女性が大切にされている」と訴えています。が、強姦事件を起こす男性の心の中には確かに「男尊女卑」や「女性蔑視」が存在すると思っています。
石坂啓氏のベストセラーエッセイ「赤ちゃんが来た」の最後の方に当時起こった「女子高生コンクリート殺人」に言及している部分があります。うろ覚えですが、「母親に対する、『生』に対する冒涜だ」と言った内容だったと思います。彼女は赤旗新聞常連の左派の論客ですが、イデオロギーの問題は別にして、この部分は全く同意見です。
事件を起こす男性達もみんな母親から生まれてきます。子宮の中で10ヶ月育って産道を通って。自分がお腹を痛めて産んだ子供が強姦魔になるなんて、母親も居た堪れない。
お勉強はできるのかもしれませんが、人として一番大事なモノが欠落してしまっています。せめてキチンと罪を認めて贖って欲しいです。
http://www.sankei.com/smp/affairs/news/161013/afr1610130004-s1.html