昨日、一昨日と自治体職員時代の仲間と話をする機会に恵まれました。
昨日のお昼は天王寺のお洒落なカフェでで、元札幌市職員の首藤 ひろえさんとお茶。同じく自治体を飛び出した彼女から今後の私の活動について、様々なアドバイスをいただきました。
夜は神戸で兵庫県下の自治体職員さんたちとちょっと遅い新年会。
あまり報道されてないので知らない方も多いと思いますが、昨年夏に成立した【女性活躍推進する法案】これにより、地方自治体や従業員が301人以上の企業は、今年4月1日より、女性活躍推進に向けた行動計画の策定などが義務付けられます。
この行動計画を策定している女性から色々悩みを聞きました。
アンケートを行うと男性からは「男性も働きにくい時代に女性にだけゲタを履かせるのはどうか」という意見が多い。一方、女性は79%の人が「管理職になりたくない」と回答。管理職になっていないベテラン女性職員は窓口職場に配属されることが多いのですが、「窓口は大変。クレーマーに対してきちんと対応して、納得して帰っていただく。最前線から引いて、管理をする管理職がそんなに偉いのか?何がなんでも管理職というのは、こういった職場を軽視することになるのでは」という意見も寄せられたそうです。確かに自治体の窓口は命がけ。宝塚市で、窓口にガソリンをまき、火をつけた事件は記憶に新しいですし、先日も西宮市で銃(偽物でしたが)を持った男がごねたというニュースがありました。
こういう意見が多いことは予見されたはず。私も国会議員時代には反対討論をし、対案も作りました。解散で一旦廃案になっていたのになぜ成立を急いだのか?
私がジュネーブで出席する国連・女子差別撤廃委員会がまさにこの法案に深く関わっています。慰安婦問題だけではなく、こういった女性を取り巻く課題についてもしっかり発信していきたいです。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html
