負けるのには訳がある。 | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

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衆議院議員「すぎた水脈(スギタミオ)」の公式ブログです。

朝から、先日録画したTVタックルを見ました。
後半、「中国の侵攻、北朝鮮の暴発が予測される中、政局に終始している日本。」の状況を危惧し、議論が行われていました。

今日は少しオタク的な話になります。

私たちが子供の頃から続いている「スーパー戦隊シリーズ」。皆さんご存知でしょうか?
来月から放映される「海賊戦隊ゴーカイジャー」は、「秘密戦隊ゴレンジャー」から数えてなんと35作目になるそうです。

大いなるマンネリといわれるこの人気シリーズ。
1年を通して流れるストーリーもだいたい同じなのです。

最後は正義が勝つ。悪の組織は滅んでしまうのですが、その「負け」の要因は、内部分裂、または内部紛争なのです。

最初はたいてい悪の組織の方が巨大な力を持っています。
それに対し、正義の方はそれこそ気力と根性、そしてチーム力で戦いを挑みます。

最初はにわかメンバーの寄せ集めで、チームワークもなかったスーパー戦隊は戦いを通じてどんどん結束力を向上させ、勝利という同じ目標に向かってお互いが切磋琢磨しながら力を上げていきます。
(武器もどんどん強化され、それがおもちゃの売り上げに繋がるのですが。。。)

一方敵組織の方は、情勢が悪くなると幹部同士が対立したり、外部から幹部をスカウトし、それが元いた幹部とうまくかなかったり、はたまた裏切り者が出現したり。。。どんどん内部が崩れてくるのです。

そして最後、負けるはずのない戦いに負けてしまうのです。

戦隊モノのラストは1月。悪の組織には、秋の終わりごろに幹部同士の対立もしくは新しい幹部が出現し、一度は持ち直すのですが、年末ごろからそろそろ内部崩壊が始まりだします。
(ごめんなさい。最近は全く見ていないので、今の番組の状況はわかりませんが。。。80年代ごろの想定です。)

なんだかこの状態、今の民主党政権と似ていませんか?

政権交代を成し遂げるまでは、寄せ集めチームが戦いを通じてチームワークを上げていった「スーパー戦隊」だったのかもしれません。
でもそれは見せ掛けで、中身は悪の組織そのもの。現在その内部崩壊ぶりは、国民の目から見ても明らかです。

4月の統一地方選。
この悪の組織に止めを刺す、スーパー戦隊が現れるのか?それとも勝手に自爆するのか?

もっと早いかもしれませんね。