マクロン氏とルペン氏の大演説会に行ってきました。 | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

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昨日は復活祭翌日の月曜日ということでパリはお休み。大統領選有力候補2人の演説会が開かれると言うことで、地下鉄を乗り継いで行ってきました。15時〜Accord Arena BercyにてEmmanuel Macron氏、20時〜Le Zénith Paris - La VilletteにてMarine Le Pen氏。どちらの会場も警察が取り囲む厳重体制。
マクロン氏の演説会は、到着したのが遅く、会場の外の大スクリーン前で見ました。(そこに行くにもボディチェックが^^;)若い人や昼間だったので子連れのファミリーも多くいました。白人が主ですが、その他の方も多く見受けられました。
ルペン氏の方は駅を降りるなり、反対派の叫び声が聞こえ、火薬の煙でモウモウとしていました。そうそう、その前に最寄りの駅で降りる用意をしていたら、なんと地下鉄が停まらずに通り過ぎました。仕方なく一駅先の駅で降りて引き返したのですが、後で現地の人に聞くと、デモや大きな集会をやっている駅には停車しないことが多いそうです。日本では考えられませんね。
会場に入るまでいくつもの関門があるのですが、片言のフランス語と英語と作ってきた名刺を見せてなんとかクリア。並んでいると海外メディアのインタビューを受けたのですが、こちらはフランス語が出来なさすぎて断念。悔しいですが、1人だとなかなかやはり対応できません。
会場はとても広く、三千人くらいは入っていたと思います。三人の男性の応援スピーチの後、ルペン氏登場!そこから1時間半に渡る演説。「講演」ではなく「演説」です。途中、国歌の大合唱が二回。会場の一体感が半端なかったです。現代の日本の政治家でこれができる人はなかなかいないのではないでしょうか。最期まで見事な熱弁でした。観客はマッチョな白人の男性が多い印象。が、こちらも日本の政治集会と違って若い人がたくさんいました。ただ、会場が満杯で外の大スクリーン前も人で埋め尽くされていたマクロン氏の会場と比べ、こちらは後部に空席もちらほらありました。
会場の外は反対派と警察の衝突があったようで、駅までの道には投石やガラスの破片が散らばってました。深夜の地下鉄は少し怖かったですが、なんとか23時過ぎにはホテルに戻ることができました。
演説の内容は、通訳さんにお手伝いいただいて、これからまとめたいと思います。
日本のメディアも来ていたようですね。http://news.tv-asahi.co.jp/sphone/news_international/articles/000098850.html
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