COMITIA111お疲れ様でした!!
相変わらずわいわいしていて楽しかったです♪見てくださった方、購入してくださった方、ありがとうございました!
友達とおしゃべりしながらぽんやりと楽しんでいたら、どこにも買い物に行かずに終わってしまった上にクロニクルの第3集まで買い忘れて帰ってしまったのが残念無念。次回こそは。毎回言ってる気がするけど次回こそはさらにイベント楽しむ…。
さて今日は、硫化(変色)した金属を元に戻したい時のお手入れ方法(鏡面仕上げには使用不可)のご紹介です。
私のシルバーや真鍮でできたブローチを購入していただいた方に、「硫化して元の状態に戻したいときは市販の研磨剤や重曹で磨いてください」と書いた紙をお渡ししているのですが、今回はそれを写真付きでご紹介しようと思います。
前回
の化学反応を利用したのとは別の方法です。
私はブローチを作る時、風合いやテクスチャーを重視しつつ、楽に硫化(変色)が除去できるように仕上げています。経年変化で味わいのある色が出るのもかっこいいですが、そこは購入していただいた方の好みに任せるところなので、出会った時の状態にも戻せるのも大事。(経年変化を楽しんで欲しい!ってコンセプトがある時はまた別ですが。)
そのために、どうやって仕上げているかというと、
全体を重曹・もしくはユーゲル(ホームセンターとかで売ってるピンクの粉の脱脂剤)でまんべんなくこすって磨いています。金属の仕上げというと、ツルツルピカピカに磨き上げるのがスタンダードなんですが、こうするとマットに仕上がります。しかも日常使いですぐについてしまう細かい小キズが気にならない。「木を隠すなら森」ってやつです。
重曹なら金属磨き用の薬品と違ってどこでも買えるし、余っても台所掃除とかに使えるのでお客様におすすめし易いのも気に入っているところです。
ちなみに歯磨き粉やクレンザーでも大丈夫。歯の黄ばみや茶渋が取れるなら金属の硫化だってだいたい取れます。この中で一番粒子が粗いのは重曹なので、硫化が強過ぎたら重曹がいいかな?
※ユーゲルは安価でいいけどアクセサリーのお手入れで使うだけのために買うには量が多いです。
イベント出展前に、少し黄色く硫化してしまったシルバーの鳥のブローチの磨き直しをしたので、その様子を写真を撮りました。
薬品だと万が一が怖いので専用の器を準備しますが、重曹なので気にせず醤油皿にちょこっと出します。
手を水で濡らしてから重曹を指にとり、まんべんなくこすってあげます。
一方向ではなく、くるくると円を描くようにこするのがコツです。
この時、皿に出した重曹が余ったら、袋には戻さず、食器の黄ばみでも落としてください。
濡れたり湿った重曹を戻すと、乾いた時にカチカチになってしまいます。これでこするとさすがに大きな引っ掻きキズがつきます。
重曹(などの磨き粉)を水で洗い流して、ティッシュで完全に水気を吸い取ります。
なんかちょっと隙間に水が…?とか不安に思ったら、ドライヤーで乾かしてしまうのもありです。素手で触れる程度まで温めればあとは自然に蒸発してくれます。金属は熱伝導ですぐに熱くなるので、念のため素手では持たずにタオルのなどの上に置いて乾かしてくださいね。
作業工程は以上です。
磨く前磨いた後はこんな感じです。
ピンの針先には十分気をつけてください。うっかり刺すとけっこう痛し、血はすごい勢いで金属を変色させるんですよ。しかもこれが取れなかったりします。血液恐るべし。
※その他注意事項※
他の作家さんやお店の作品は、その作品にそったお手入れをしてあげてください。使えれば使って良いと思いますがそこは自己責任で。
繰り返しになりますが、ツルピカ鏡面仕上げに施すと、一発でキズ、というかこの仕上がりになってしまうになるので作品が変わります。
あと摩擦に弱い石やパールもキズがついてしまうので、このお手入れ方法を使いたい作品があれば、石やパールを避けて磨いてあげてください。