酒まんじゅうとパウンドケーキ | mior

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金工作家 森田緑のブログ

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私の住んでいる家から見える小さな山を越えるとすぐに東京都の青梅市なんですが、この自転車でいくには遠い(というよりもママチャリでは山越えがしんどい)隣の市に私の好きな食べ物屋さんがありまして。
そのうちのひとつのFacebookのページを見つけたので、勝手に紹介します。
あと青梅といったらここ紹介しなきゃだろ!ってのもひとつ。
まぁ家からの距離がそんな距離なので頻繁には食べないし、年に4~5回食べる程度なんですけどね。
どちらも青梅市行く事あればぜひ食べていただきたいです。
ってか近所だったらしょっちゅう食べて肥る。


Facebookのは酒まんじゅう屋さん久保田商店
住所:東京都青梅市今井2-906
月曜定休で、朝9時オープン、商品がなくなったらおしまいだそうです。
実は私は店舗の中には入った事が無いです。家族でこの店の前を車で通ると必ず買うのですが、なにせ商品がなくなったらおしまいなので、父がさっと買いに行きいつも私は車の中で待機。どこぞで親戚の集まりやらゲートボール大会やらがあると午前中で売り切れちゃうんですよ。
うちの祖父が生前、ゲートボールでお菓子を持っていくとなると必ず母にここの酒まんじゅうを買いにいかせていたので、我が家のここの酒まんじゅう歴は長いんですけどね。しかも、つい最近父が酒まんじゅうを買った時にチラシをもらい、そこで初めて店の名前を知るという。歴は長いのに何も知らない。いつも「青梅の酒まんじゅう屋」と呼んでいました。
今の代の人に変わったのはいつからだったかなぁ?ずいぶん前は味がしばらく変わってしまっていたんですが、今は味が戻った気がします。この味が食べたかったんだって味。
皮の強過ぎない酒粕の香りと、さらっとした漉し餡。漉し餡もぎゅーぎゅー詰めにされてなくて、皮との量のバランスが丁度良いんです。あんこたっぷりのおまんじゅうは好きじゃないんですよ。主役は皮とあんこの両方なんだから。鯛焼きはしっぽには餡子が詰まってないのが好き派です。
皮はふんわりしてます。一日経ってこわくなってしまったらトースターで焼いても美味しいです。漉し餡が甘過ぎないから、加熱しても甘ったるくならないのも好きな点です。
ちなみにこの「青梅の酒まんじゅう屋の酒まんじゅう」が好きなだけなので、別に無類の酒まんじゅう好きってわけではないです。あ、でも飯能の新島田屋の味噌付けまんじゅうは好き。ベースのまんじゅうが酒まんじゅうで味噌が塗ってあるの。これは焼きたてじゃないとダメですけどね、時間が経つと味噌のせいでかったくなるから。


もうひとつは、パン屋さん麦 MUJI
住所:東京都青梅市富岡3-885
こちらも月曜定休ですね。
岩倉温泉近くにあるパン屋さんで、常福寺に入るほっそい小道を車でぐんぐん入っていきます。ひたすら対向車がこないことを祈りながら。
石薪釜で焼いていて、パンも美味しいけど、めっちゃ美味しいけど、私のおすすめはパウンドケーキ。
リンゴのパウンドケーキと、バナナのパウンドケーキが特に大好きです。
今日、リンゴのパウンドケーキをまだ1切れしか食べてなかったのに、ちょっと時間置いてしっとりしてから食べようと思ってたのに、父に全て食べられてしまい恨み節です。買って来たのは父だけど…でも父1人でパウンドケーキ一本を半分以上食べたよ……食べるの楽しみにしてたのに…
このパウンドケーキ、焼きたても美味しいし、日にちが経って少し重めにしっとりしても美味しいし、もっと経ってから軽くトースターで焼いて外だけカリッとさせても美味しいです。
ふわふわ系なので、重めにっていってもそこまでずっしりしませんけどね。ふわふわだから一度にたくさん食べてしまう父の気持ちもわかるけど…わかるけど…!
タイミング良ければお店で日にちの経ってしまったのをラスクにしたのも置いています。まだ正月明けで在庫ないからラスクがまだなかったって父が残念がってました。
…書いてたら今朝の悔しさがふつふつときたので、今度自分で買いにいこうと思います…
ちなみに麦さんの読み方は、「むぎ」ではなく「むじ」です。店主の方が沖縄出身らしく、沖縄訛りの発音だそうです。