泣いて泣いて | 美緒玲とさんごの穏やかな日々

美緒玲とさんごの穏やかな日々

うつの療養しながらあず(妻)と「お洒落」や料理を楽しむ主夫です。

あずと愛猫さんごとゆるくゆる〜くおだやかな日々を過ごす日常を綴ります。

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義父が息を引き取って。
 一年ほど前にあった出来事から義父母とは距離を置いていた私だけど、人として、義理の子としてなんとかしないという思いはずっと感じてた。
 
そして、斎場の都合で通夜、告別式まで日数があったので、通夜までには会わないと、そう思って。

 

 

行く直前まで気持ちが揺らいで。

逃げ出したくなって。

 

 

義母に何言われるか。

義弟に変わった私をどう見られるか。

考えるだけで怖くて。

 

家をなんとか出て。

あずの実家前であずが待っていてくれて。

一緒に家に入って。

 

義母が玄関で待っててくれて。

義母がよく来てくれたと私を抱きしめてくれて。

 

私は泣きながら不義理を詫びました。

お互い抱き合って泣いて泣いて。

 

そして居間では義弟が待ってて。

 

何も変わらず、穏やかに迎えてくれた。

彼は府立三国丘高校の3年後輩でもあり。

大学は私は大阪市立大学、彼は大阪府立大学出身。

今は両校が統合されて大阪公立大学となったためにこれまた後輩になって。

 

そういうわけではないけどずっと前から丁寧に接してくれていて。

でも、今日はそういう関係ではなく本当の家族のように暖かく迎えてくれて。

 

ありがたかった。

そしてもっと前から、私が勇気出して会いに行けばよかったと。

 

いろんな話を。

私はほとんど聞いて泣いてまた聞いて泣いて。


義母、あず、義弟はもうあっけらかんと笑ったりして明るくしているけど。

私が湿っぽくしちゃった。

 

そして近所の小さな葬儀ホールまで一緒に行って。

安置されている義父に会い。

 

優しい顔してた。

私が知っている義父以上に優しい顔して。

思わず頭を下げた。そして不義理をわびた。

そして泣いて。

 

明日の夜の通夜、そして明後日の告別式。

それまでに会えて良かった。

 

こんな機会をくれた皆に感謝。

 

あずはもう少しやることがあるから私だけ先においとまして。

帰ってきたらさんごが「お疲れ様にゃ〜😻」って。

 

 

さんご、私頑張ったよ。

そして今更ながら大切な家族の存在を感じた。

私がいて良い場所があるんだって思ったよ。