【不登校シリーズ第二弾】息子の価値ある不登校ライフ | あなたのインナーボイスを解き放つボイスセラピスト/シンガー美音の日常

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少し前に、アメブロで中学生の娘の素敵な不登校ライブを紹介しましたが

 

 

(その記事はこちら

 

 

今日は、高校生の息子の不登校について書いてみようと思います。

 

 

ここから。

 

 

息子が中学生にあがってすぐ、コロナの影響で学校が長期お休みになり、

 

 

その後、授業の遅れを取り戻すかのように、急ピッチで通常モードになった頃、

 

 

息子は教室に行けなくなった。

 

 

一学年20人しかいない小さな小さな小学校から中学校に上がったため、クラスの大半は知らない人。

 

 

特に嫌なことがあったわけではないが、知らない同級生が怖くなってしまった。

 

 

その後は、リアルな登校は、他の生徒が下校した後の放課後登校を週一回程度。

 

 

たまたま大学の先生の研究に協力する形で、クラスで行われている主要教科の授業をズームでオンライン受講させていただくことができた。

 

 

3年生の中盤まで、教室に行くことはなく、ズームの授業を自宅から受けたり、時折、別教室からズームを受けることもあった。

 

 

息子は、教室には行けないが、家にいる限りはとても朗らかで明るく、小学校の友達も時折家に遊びに来てくれていた。

 

 

私の友人が遊びに来れば、必ず律儀に部屋から出てきて、「こんにちは~」とあいさつをした。

 

 

人が怖いというより、慣れない場所が怖いのかなという感じがした。

 

 

ホームからアウェイに出ることにとてもエネルギーを要するタイプなのだろう。

 

 

人生において、何度もやってくるであろうアウェイの場所に飛び込まなければならないときに、

 

 

最初は緊張して不安でも、そこがホームになるまで耐えうる強さを、

 

 

いつかは持てる人になってほしい。

 

 

そんな思いもありつつも、淡々とまじめに在宅でのズームの授業を受ける日々が過ぎていった。

 

 

そんな息子が、3年生の2学期頃、高校進学を見据えて、教室に行ってみたいと言い出した。

 

 

私はとてもびっくりして、

 

 

3年生の2学期から教室に復帰するのは、かなり勇気がいることだし、

 

 

高校に入れば、みんな知らない同士からのスタートなんだし、

 

 

無理しなくても、高校からでもいいんじゃないのか??

 

 

と思ったが、本人の判断に任せることにした。

 

 

そして、2学期の終業式の日、

 

 

午前中の終業式、給食、そして教室での学活に出席することになった。

 

 

そんなに長くいなくても・・・と思ったが、

 

 

本人が、「一人だけ途中抜けて帰る方が嫌だから最後までいる」と決めた。

 

 

それから、給食に関しては、

 

 

ずっと不登校だったので給食費を払っていなかったのだが、

 

 

先生は、払っていなくても、食べて大丈夫と言ってくださった。

 

 

しかし、その日はたまたま、息子があまり好きではない献立の予定。

 

 

息子は、やせ型で、そもそも食が細いうえに、嫌いなものも多いので、

 

 

いつも残って給食を食べさせられていたのも学校が億劫になった原因だったらしく、

 

 

「給食は食べずに弁当を持っていきます。」と言った。

 

 

先生「給食費払ってなくても、食べていいんだよ。一人で弁当食べるのはハードル高いんじゃない?」

 

 

「大丈夫です。嫌いな給食を全部食べる方がハードル高いです。もしクラスメートに何か言われたら、給食費払ってないからと言います。」

 

 

私は本当にびっくりするやらうれしいやら。

 

 

ずっと家にいてズームを受けていただけなのに、いつの間にこんな強さを身につけたのか・・・

 

 

そして、いよいよ2年以上ぶりの登校。

 

 

予定どおり、終業式に出席し、お弁当を食べて、学活を受けることができた。

 

 

帰宅した息子に感想を聞いてみたところ、

 

 

息子曰く「あーー、まあ、落ち着いてていいクラスだったよ。一人、問題児っぽい人がふざけて絡んできたけど、彼はそもそもそういうタイプなんだろうな。」

 

 

私は、その感想に度肝を抜かれた。

 

 

教室が怖くて2年以上も教室に行けなかった息子の感想にはとても感じられなかった。

 

 

まるで、公務員の同僚が、学校の視察に行った感想を述べているのを聞いているかのようだった。

 

 

そこで、私は気づいた。

 

 

息子は、ずっとずっとズームで教室の様子を見ていたのだ。

 

 

守られた場所から。

 

 

ああ、だから、俯瞰力が身についたのだ。神目線と言ってもいい。

 

 

だから、こんなに客観的な感想を述べることができるのだ。

 

 

「久しぶりの教室で、緊張したとか、怖かったとかはないの?」

 

 

「全然ないわけではないけど、大丈夫だったよ。」

 

 

あ~、息子はもう大丈夫だ。

 

 

いつの間にか、アウェイに飛び込む強さを身に着けていた。

 

 

しかも、この客観性、俯瞰力は、家でズーム授業を受け続けていたからこそ、身に着けることができたのだと思う。

 

 

ずっと教室の中で過ごしていたら、ここまで客観的にはなっていないと思う。

 

 

不登校の最中にも、

 

 

これは、息子の人生にとって、必要な学びのプロセスであるということは信頼していたが、

 

 

こんな形で、こんなに早く、ギフトがもたらされるとは思ってもみなかった。

 

 

その後、3学期も数回登校し、卒業式には、皆と一緒に参列することができた。

 

 

小さな小学校出身の友達が息子のところにたくさん集まってきて、

 

 

皆でとびきりの笑顔で記念撮影している姿に、涙があふれた。

 

 

今、息子は、自ら選んだ高校に元気に毎日登校している。

 

 

担任の先生から、「●●君がいてくれると、なんだか安心する~」と言われるほど、落ち着いたキャラクターに成長している。

 

 

最近、通っている高校のパンフレットにも息子の顔写真が掲載され、それを見つけた中学校の担任の先生がとても喜んでくださった。

 

 

相変わらず家が大好きで、学校以外はほとんど家にいるが、

 

 

遠くの世界にも興味を持つようになって、来月には息子と二人で東京に旅行に行く予定になっている。

 

 

やっぱり心配より信頼で見守ることが大切で、

 

 

すべては、その先のよきことにつながっているのだと、改めて実感できた経験となった。

 

 

息子の価値ある不登校ライブについてはここまで。

 

 

長文にお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

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