心配より信頼~娘の素敵な"不登校"ライフ | あなたのインナーボイスを解き放つボイスセラピスト/シンガー美音の日常

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今日は、皆さんに、私の娘のことを紹介させていただこうと思う。


今度、中3になる娘は、小学4年生からほとんど小学校に行っていない。中学校もあまり行かない。


「みんなと同じ服着せられて、同じように並べられて、同じことさせられるのがイヤだ!」


というのが主な理由。


特にイヤな思いをしたわけではない。
 

学校に行かなくなった当初は、先生とクラスメートが、「教室で待ってるよ!」的なお手紙を持ってきたりして、
 

私としても、当時は県庁でフルタイムで働いていたので、


昼間、小学生の娘を一人で家で過ごさせるのも心配で、
 

学校に行けるなら行ってほしい思いもあった。
 

だけど、なかなか行く感じではなかったので、
 

娘が寂しくないようにと、保護猫の預かりボランティアをしている友人から、モカちゃんを譲り受けた。


それが、モカを飼うことになった最初のきっかけ。

(モカちゃんの現在の姿)


そんな矢先に、フリースクールというものの存在を知り、


ゼロスクールという、個性を伸ばしてくれる素晴らしいスクールに出会い、今もお世話になっている。


現在の娘は、基本はフリースクールに行きつつ、興味がある授業や行事があるときだけは、中学校にも行く。


修学旅行、職場体験、英語、体育(ダンスのみ)などなど。


創作ダンスの発表会では、ダンス大得意の娘は、トップバッターのチームで、


グループのメンバーが両側にズラッと並んでいる真ん中を、大スターのように登場してきて、度肝を抜かれた。


どうやら、クラスメートは、「たまにやってくる素敵な人」みたいに思ってくれてるようで、
 

本人も、

「クラスでの私の人気がヤバい」

とか言っている。


小学校6年生のときには、誰かの制服を借りて、卒業式だけ出席したのだが、


娘が卒業証書を受けとる姿は、


肩で風を切って、デコルテを上げて、まるで宝塚スターのように、誰よりも威風堂々としていた。


遠慮がちに保護者席に座っていた私は、


「うちの娘、なんかすげぇーびっくりびっくり


と感心してしまった。


私の中の不登校児のイメージを打ち砕いてくれた瞬間かもしれない。


つい先日、中学校の授業参観で、「立志式」という行事があった。 


3年生、そして15歳になるにあたり、自分の思いや決意を、色紙に書いた短い漢字とともに発表するというもの。


その様子を、教室の後ろから見ていて、感じたこと。


ほとんどの子供たちの書いた漢字と決意に共通していたのは、


受験、勉強をがんばる
部活、中体連をがんばる
生活をちゃんとする
 

この内容が9割。
 

この先の夢について明確に語っていたのは、我が娘のみ。 


「ダンスや演技で舞台に立つ表現者になりたい」

と。
  

夢の職業を越えて、その本質をも漢字で表していた。



「表現」

あー、この子は、プロの俳優やダンサーになってもならなくても、「表現者」として、生きていくのだろうなと感じた。
 

これはもう、自らの使命にまで気づいてるのだなと


2ヶ月ほど前に、娘が劇団の公演の舞台に立ったとき、実は、40℃近い熱を出していた。


それでも、舞台に穴を空けることは本人も、保護者の私も眼中になかった。


「どんな体調であっても、舞台の上では、最高のパフォーマンスをする」


それが無言の同意事項だったように思う。


そして、見事に昼、夜、2回公演で、ソロのダンスあり、台詞ありのハードなステージをやりきった。


お客さんは、40℃の熱があるとは夢にも思わない素晴らしいパフォーマンスだった。


こういう姿勢も、自分は将来プロの世界でやっていくんだという自覚があってこそのことだと思う。
 

そしてまた、


不登校になって、


娘の、枠に入りきれない個性を伸ばそうと、全力で応援してくれるフリースクールに出会えたことは、


娘の人生の中でも、本当にかけがえのない財産になるのだと思う。


私も、そんな娘の人生をこれからもサポートしていけたらと思う。


親としても、子供たちが、本来の自分で生きていけるよう、
  

間違っても、


盆栽のように、親の思いどおりの人間に育てようとしないよう、肝に銘じていきたいと思う。


自分の限られた経験、知見で得た教訓が、時代も個性も違う子供たちに役立つのかどうかなどわからないし、


自分で道を選んで、苦しい思いもしながら、進んでいくことで、魂が磨かれていくのだから。


横でハラハラしながらも、経験を奪うことはしないようにしたいものだ。


心配より信頼の心で、見守っていきたい。


そしてまた、表現者であるということは、私にとっても使命なのだと思っている。(私が中年になって気づいたことに、すでに気づいてるってほんとうにすごい!)


私が全力で、自分らしい表現を追求していくことが、娘に何かよい影響を与えたらこんなにうれしいことはないし、


私が娘から学ぶこともたくさんあるので、
 

お互いに切磋琢磨しながら、親子で成長していければと思う。


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【今後の予定】

 


⚫3月31日(日)15時~

「癒しのボサノバ&昭和歌謡コンサート」

おもけんマルシェ

熊本市中央区出水7丁目95−3

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