
震災から1ヶ月が過ぎました。余震もずいぶんと減ってきています。
まだまだ非日常が続く現実もあれば、日常に戻ってきたこともあり。
私自身のことを言えば、仕事はずいぶんと通常ペースに近づいてきました。
でもまだまだ、非日常な激務が続く部署や組織もあり、たまにそんな現場に派遣されることはありますが、それ以外は普通の仕事に戻ってきた感じがしています。
私が震災の現実を目の当たりにするような現場で働くのは、数日に一回とか、一週間限定とか、たまにシフトが回ってくる感じでやってきます。
だから、恒常的にそういうところで働いている人より心に余裕があるんですよね。
だから、その現場で起きている大変なことや、ありがたいことや、いろんなことにいちいち感情が揺さぶられます。
あたたかい支援のお申し出を受けたり、ふるさとの復興のためにがんばっている学生ボランティアの姿に触れたり、反対に、支援が行き届いてないと激しい口調で非難されたり、「サボってる」「バカだ」と罵られたり。
いちいちそういうことに感情的になっている自分がいます。
苦情に関して言えば、もう何年も苦情対応の仕事もしてきたし、平常時には、腹が立つことはあっても泣くことはないんです。
私も弱っているのでしょうね。
しかしまあ、素直な感情が表に出せてるので、きっと大丈夫だと思います。
それに、マイナスの感情とどう向き合っていくかということは、ずーっと学んできているつもりです。
だから、今までの学びをあっちからもこっちからも総動員して、自分の心のケアをしています。
そして、最近思うのは、今まで学んできた心のあれこれに関することを、アウトプットするのは今しかないんじゃないかということ。
回りの人との人間関係や、自分自身に降りかかるいろんな出来事。その中には、どう対処したらいいのか、途方にくれるものもあります。
そういう人間関係の悩みや、自分自身を苦しくする考え方のクセ。何をどうすればもっと楽に生きられるのか。
そんなことに関してたくさん学んできたし、職場でもプライベートでも、心のことに対する相談をたくさん受けてきました。そして、私に相談したことで心が軽くなったと、目に涙をためて喜んでいただいたこと、何度もあります。
今、私が熊本の皆さんの今すぐできること。
それを始める私自身の心の準備を整え、近日中にお知らせしたいと思っています。
お楽しみに~。