自動車保険は、車を所有している方であれば

どこかの保険会社で加入しているものですね。

 

 

シリーズ記事で、自動車保険に入るときの

保険会社の選び方や、補償内容の決め方についてご紹介していきます。

 

シリーズ第一弾【大手損保(団体料率編)】はこちら

 

 

まず大手損保4社。

東京海上、三井住友海上、あいおいニッセイ同和、損保ジャパン

 

 

実は、私すべての保険会社に勤務していました。

 

 

大手で契約するメリットは

  • 団体保険料の割引
  • 代理店に対応を依頼できること(←今日はここ)
  • クオリティ、などでしょうか。

 

ネット損保はダイレクト契約。

つまり直接、契約者が保険会社にネットで申し込みしますよね。

 

 

大手損保の場合は、間に代理店が入ります。

 

 

基本は直接保険会社とは契約しません。

(例外として、直扱い契約も存在します)

 

 

代理店は、契約者と保険会社の間に立って

契約の申し込みや、変更手続き、事故対応に当たります。

 

 

ただ、ここで注意してほしいのは

代理店はあくまでも扱う契約の事故の対応について

保険会社と連携する立場、ということ。

 

 

保険会社の担当のように

相手方と交渉したり、示談することはできません。

 

 

このような、示談、交渉の手続きは本来

弁護士資格がないといけません。

 

 

保険会社は、相手方へ保険金を支払う義務も持っているため

契約者側の代理人として、交渉できるのです。

 

 

ですから、代理店の人に示談交渉権はありません。

 

 

ただ、契約者側としては

代理店担当者なら、LINEやメールで勤務中でも連絡取れたり

夜や休日であっても、会話できる関係性であると

保険会社の担当は連絡が取れる時間が決まってますので、便利です。

 

 

だから、代理店担当者は事故対応にある程度知識があって

フットワークの軽い人がおススメです。

 

 

付き合いの少ない所で加入すると

代理店担当も、めんどくさがってしまう人もいます。

 

 

もめる事故の時や、被害事故の時

どういう交渉したらいいのか不安だけど、

保険会社と話す時間が取れない人は、代理店に相談できるので活用してください。

 

 

たまに修理工場の担当者を自分の交渉人として丸投げする人います。

前述のとおり、単に修理するだけの工場担当者は示談できません。

 

 

忙しい人、めんどくさがりの人は、ネット損保より

きちんと対応してくれる代理店を経由して契約するのがいいですね。

 
 
あとは、高齢者。
電話で保険会社の担当と話してもらちが明かないことがあります。
家行って、膝ついて説明してくれる募集人だと安心ですよね。
 
 
保険会社が同じなら、どの代理店で加入しても
保険料は変わりませんが、提案力には差があります。
 
 
特約の中身をきちんと分かっていない人もいますので
損害保険がメインの代理店がいいですよ。
(それでも分かってない人いますけど叫び
 

 

事故対応の相談に乗ってもらえそうな代理店かどうか

見極めるポイントは、Webサイト。

 

 

事故の時はこちら、と書かれている連絡先が

保険会社の場合は、ほぼやる気なしです。

 

 

募集人をしていたこともあるので、気持ちは分かります。

事故対応しても、募集人にお金は入りませんから。

 

 

でも、そこをちゃんとするから

大手損保に契約する理由もあるわけです。

 

 

事故の時の連絡先が代理店のフリーダイヤルの場合や

いつでも携帯に連絡して、と言うところなら、安心ですよ。

 

 

あるいは、代理店が勤務先の関係会社(企業代理店)の場合は

社員やその家族の事故なので、きちんと対応してくれますよ。