それでも家を買いました(1)はこちら

 

それでも家を買いました(2)はこちら

 

それでも家を買いました(3)はこちら

 

不動産巡りは、主に土日に家族で行ってましたので、平日は動かず、不動産情報誌で取得にまつわることを座学していました。

 

 

当時住んでいた家の近くには、10年くらい前に開拓した住宅地が高台にありました。

 

 

なので、今売り出し中の新興住宅地ではないんですね。

 

 

家の建物でいいのがあれば、写真に撮ったり、外構がいい感じだったら参考にしたいな~という軽い気持ちでいきました。

 

 

すると、ポツンポツンと空き地があります。

売れ残りの土地なのかな~と思いました。

 

 

その中の一つの土地に看板があって、積和不動産の建築条件付き土地で、予算がざっくり書いてある。

 

 

や、安い・・・!

 

 

大きな道路に面しているけど、第三者が通る道ではない道。

目の前に郵便ポストとバス停。

入り組んだ場所じゃないので、お友達を呼びやすい。

ゴミ捨て場が近い(けど匂いの心配のない距離)

 

 

しかも、土地が広~い64坪。

日当たり良好!

 

 

ここ、いいやん!と目が輝きましたよ。

 

 

ただ、その看板にある建築事例が希望の間取りではないんですよね。

そこはある程度、交渉できるんですけど。

 

 

ところで、建築条件付き土地って何でしょう?


 

建築条件付き土地は、土地を所有する不動産屋さんが自社の系列の工務店で一定期間に建築することを条件に販売する土地です。

 

 

ですので、自分の好きな工務店やハウスメーカーを指定することはできないんですね。

 

 

ただ、私たちが希望する建物のハウスメーカーは「セキスイハイム」だったんですね。

 

 

だけど、同じ積水グループの会社だし、これ交渉できるんじゃ?と思って、ハウスメーカーに聞いてみました。

 

 

しばし、返事の電話を待つこと3時間。

 

 

担当者から、連絡が来ました。

 

 

どうやらその土地は一斉分譲された販売当初に積和不動産が買い取った土地の一部で、何年も売れ残っていたそうです。

 

 

早く売ってしまいたいので、建築条件付き土地にして販売することで、土地を安く売ることをごまかそうとしていたようです(笑)

 

 

グループ会社のよしみで、土地だけを当初の販売価格の半分くらいに下げて、売ることは可能だとか。

 

 

だから、近所の人には絶対土地の購入価格を言わないように、と言われました。

 

 

確かに建物価格の減価償却なら下がっても納得できるけど、土地が半額になったんじゃ、正当価格で買った人は受け入れがたいよね。

 

 

でもつまりは、新規分譲の売れ残りを数年待って買うって、方法は、案外アリかも?

 

 

新規分譲宅地は、日当たりや利便性の高い土地、角地、安いところから売れていきます。

 

 

いい土地であっても、一般顧客ではなく今回のように不動産屋が買い取ると、希望の家を建てたい人は手が出せないんですね。

 

 

建物もキャンペーンで安くなり、土地も安く買えるなら、これはチャンスです!

(注)建物キャンペーンは抽選ですが、当たる気でいるので気にしていないあせる

 

ここ(この写真、ぶさいくやなー)

 

 

週末、元夫と一緒に見に行き、彼も気に入ったので、まずは土地の購入することにしたのです。

 

 

つづく