先日、息子の大学進学に向けて、日本学生支援機構の奨学金の申し込み手続きを完了しました。
いざ、自分がやってみて感じた点について、シェアしていきますね^^
まず、一番の感想としては「疲れた!」ってこと^^;
もう書類の山、山!
これはフルタイムで仕事しているお母さんだったら、悲惨だと思うくらいの量と、ややこしさ。
先日シングルマザーの場合の記事で書いた離婚協議書に至っては、「原本出して」と学校に言われ、「うそでしょ?」とびっくりしました。
さすがに、そんな大事な書類の原本を「はい、どうぞ」と渡せません。
支援機構からの不備出しがあれば送ります、と言ってコピーを出しています。
それはさておき、知っておいてほしいことまとめています。
順を追って整理しますね。
①予約採用の申し込み開始は、高校3年の5-6月!
期間中ずっと申し込めるというイメージではなく、学校がその期日を決めます。
お子さんの通う高校によって、募集方法や申込時期が違うのが、最大の注意点。
まず、奨学金の形態が4種類(第一種、第二種、給付型、入学時増額)あります。
そのうち、5-6月の申し込みが唯一なのが、第一種と給付型!
この二つは、この時期を逃すと、もうずっと申し込めない。
だから、受け身姿勢ではダメ。
息子の学校は、助成金やら給付金やら色んな制度ごとに必ずお知らせと申込書類などを持ち帰ってきていました。
ですから、大学の予約採用の申し込みも当然書面を持ち帰ると思っていたんです。
のーんびり、待っていた(笑)
ところが、どっこい。
持ち帰ることはなかった。
学校側に「まだですか?」と問い合わせると、書類は配らないとのことでした。
希望者のみに配る、ということですね。
国や都道府県の高校で受ける各種助成等の案内は、どうやって保護者に伝えるか規定があるそうです。
一方、大学の奨学金に関しては、書面で知らせるなどのガイドラインは一切なく、すべて高校側に一任されているらしいんですね。
つまり通知義務、書類配布義務、説明義務はないんです
ということは、自主的に「書類を提出したい」と言わなければ、あっという間に期限が来てしまいます。
ただ、進路説明会では奨学金の説明があったらしいんです。
わたしも進路説明会があることは知っていたけど、進学か、就職かのそれぞれの進路の説明である旨が書かれていたし、それは受ける意味ないな、と判断してしまった。
仕事の都合もあり、欠席したので、当然説明会の内容は後にプリントを頂けると思っていたんです。
が、それもなく、案内そのものにも「奨学金」の説明については言及がなかったので、
「また別個で奨学金説明会があるんだろう」
と思っていたのです。
ところが、どっこい。
それもなかった。
ということで、お勧めしたいことは、とにかく。
高校3年生で行われる保護者行事は、全部出席して!
仕事が忙しくても、です。
情報は待っていても、手に入らない。
子どもの借金をいかに減らしてあげるか、特に第一種と給付型はその効果が高いので、絶対5-6月に申し込んであげてください。
そして、書類の締切も非常にタイトです。
スケジュールの早い学校は、GW明けに締切なんてこともあるかもしれない。
4月に入ったら担任の先生にあらかじめ、電話確認しておくのもいいかもしれません。
プラス、子どもさんにも口を酸っぱくして4月からこう言っておきましょう↓
「生徒向けに奨学金に関する説明があったり、説明会の予定があれば、メモを取り、必ず親に即伝えること」
高校生の耳なんて、基本右から左です。特に男子。
↑
うちの子も、全体のホームルームあたりで、口頭で言われた
らしいですが、全く記憶にない、と言っていました(ノ゚ο゚)ノ
確かに子ども本人の借金ですが、子どもだけで申込できるものではありません。
必ず親に報連相してもらわないといけないことだと、しっかり認識してもらいましょうね。
このぐらい、親も必死に申込書類をGETしないといけないというのが、奨学金の現実である、ということを学ばせていただきました。
②書類は学校に一旦提出し、チェックを受ける
ここで不備だしがあって、また再提出をするのくり返し。
しかもすぐに返ってくるわけではないので、締切ぎりぎりに出すとヤバいですよ。
③スカラネット(WEBサイト)に入力
入力したら、受付番号が出るので、返却されている書類に番号を記入し、提出します。
④簡易書留でマイナンバーを送る
⑤受付番号を記入した申込書類一式を学校に提出
最終的に採用するかどうかの通知があり、大学に入学すれば、また書類を送り、6月ごろに入金になる予定です。
毎年一回、書類提出や成績や所得のチェックがあるそうなので、ここまで大変じゃないにしろ、まだまだ先は長いですねー。
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