ブラウボイレン Blaubeuren | 私の小庭 Mein kleiner Garten

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四季の植物と旅日記

7月11日(木)☔️☁️🌤️


朝は雨降り。移動日でした。


バスに乗り、昨日歩いたミュンジンゲンで

乗り換えたのはSAB

(シュヴェービッシェ アルプ バーン)

というローカル線です。時々日がさします。

車窓からシェルクリンゲンの田園風景が見えてきました。去年の6月に歩いた経路を思い出します。



この時は世界遺産のアッハタールの洞窟めぐりのために、シェルクリンゲンからブラウボイレンまでひと駅分、1時間あまり歩いて山を越えたので、疲れてブラウトップフの青い泉は諦めたのでした。


それで今回は移動途中のついでなのですが、晴れますようにと願いながら天気予報で太陽が出る12時を目指してブラウボイレン駅に到着したところ…

旧市街まで行くバスを待つ間に雨が降ったものの、晴れ間が広がり、

バスを降りたら快晴になりました!

標識があってわかりやすく、静かな田舎町です。

観光客も来ていますが、すれ違ったのは十数人程度です。平日ということもあって混雑はありません。

修道院↑↓

向こう側のアイスカフェ・レストランの奥まで行くと目的地です。

ブラウトップフの泉 

Blautopfquelle


ブラウはブルー、トップフとは「鍋」の意味で、ドイツではアッハトップフに次いで2番目に豊かなカルスト泉です。ブラウ川はここで源流となり、ウルム市街地を約22キロ進んだところでドナウ川に流れ込みます。


「息を呑むような」とはこういう時に使うのかもしれません。見た瞬間、別世界に来たような不思議な感覚になります。

パライバトルマリンのような青緑、

メキシコオパールのような光の反射。

石灰岩(炭酸塩堆積岩)は長い年月をかけて風化していくと、岩石のミネラルが溶解し、その破片が水中に放出されてこの青色が生まれます。

木陰の涼風が心地よく、ずっとベンチに座って眺めていたい絶景でした。

そして旧市街を軽く散策

アッハ川↑

デザインも色もそれぞれ個性がある木組の家

市庁舎と市場の泉↑



そしてバスに乗って、ブラウボイレン駅に戻りました。その後、電車が30分遅延したり大変でしたが、ミュンヘン経由で無事にレングリースのホテルにチェックインできました。











南ドイツらしく木材がふんだんに使われているお部屋

こういうトイレットペーパーホルダーは初めて見ました。しかもお宿のネーム入りです。


お部屋はシャワー、トイレ付きで快適です。朝食も付いてお安かったのは、ミュンヘンから1時間かかり、最寄駅からも1.5キロ離れている立地、早割りで返金不可だからでした。7泊なのでここに決めて良かったと思います。明日はどこへ行こうか、調べてから寝ます。


今日の植物🪴

Pflanzen des Tages    

セイヨウニガナ

Crepis capillaris


お読みいただき

ありがとうございました。

では、また。

Vielen Dank fürs Lesen.

 Bis bald!