ブラウボイレン Blaubeuren【ドイツ世界遺産15】 | 私の小庭 Mein kleiner Garten

私の小庭 Mein kleiner Garten

四季の植物と旅日記

6月15日(木)🌤️

シュトゥットガルト→

シェルクリンゲン→

ブラウボイレン→

シュトゥットガルト



目指すホーレフェルス洞窟近くまでは

バスが通ってないみたいで、

歩くかタクシーの二択です。

が、私には歩く一択です…


シェルクリンゲン駅


小川の水が澄んでいます


Googleマップに従うと、

国道沿いは歩行者には危険と思い、

サイクリングコースをてくてく歩きます。


まずまずのお天気で、

サイクリングの人が時々通ります。

歩行者も一人すれ違いました。


ひたすら歩くだけです。


そして、ようやく到着しました!


ホーレフェルス洞窟


【ドイツ世界遺産】

訪問15件目🎉

シュヴァーベンジュラにある
洞窟群と氷河期の芸術
南ドイツの6つの洞窟は、
約43000年前から33000年前の人類が
シェルターに使っていた場所であり、
シュヴァーベンジュラ山脈の
ローネタールとアッハタールという
2つの谷にあります。
こちらはアッハタールです。

ホーレフェルス洞窟からジンゲルシュタイン洞窟へは国道沿いを北へ歩きましたが、結局見つからずに断念。

方向転換して畑の中を東へ歩き、次のガイセンクレステルレ洞窟へ向かいました。

小麦が青々と実っています。

アッハ渓谷はアッハ川沿いに展開する約3kmの渓谷で幅500m・深さ130mほど、周囲は森で、川岸には農地が広がっています。

ガイセンクレステルレ洞窟の麓です。

ここからは獣道のような細い山道を登りました。

涼しげな山野草 ベロニカ 

誰もいない山道を登り、

到着しました。

ガイセンクレステルレ洞窟

ガイセンクレステルレ洞窟では主に41,000〜35,000年前のオーリニャック文化の遺物が出土しています。石器・骨角器・装飾品のほか、マンモスの象牙で彫り上げたマンモスやホラアナグマの置物、象牙と鳥の骨で作った3つの骨笛、カラフルに彩色された石などが出土しており、芸術活動の証拠となっています。また、火を使った複数の痕跡も発見されています。

足元に気をつけて、

草が生い茂る細い道を更に登り、

ビュースポットのビショフフェルゼンへ。

ビショフフェルゼン ↑

整備された展望台はなく、小さな岩場です。

その岩を登ると、アッハタールの眺望が広がります↑

私は国道沿いへは戻らず、Googleマップを頼りに山を越えて、ブラウボイレン駅へ向かいました。

ドイツの初夏の森はとても静かで、小鳥の囀りが聞こえるだけです。麓から誰ともすれ違うことなく1時間ほど歩き、ちょっと不安になりかけましたが

地図通り、舗装道路に出られてひと安心。

ブラウボイレン駅でゴールして、達成感でいっぱいです。

非日常の幻想的な風景と貴重な体験でしたが、次回からハイキングは複数人で楽しみたいと思います。


今日の植物🪴

Pflanzen des Tages

シラタマソウ

Leimkräuter



お読みいただきありがとうございました。

では、また。

Vielen Dank fürs Lesen.

 Bis bald!