IN THE SOOP : Friendcation | akaneの鑑賞記録

akaneの鑑賞記録

歌舞伎や演劇、映画、TVドラマなど鑑賞作品の覚書

 

 

 

ささやかな日常も一緒に過ごせば楽しくなる。
芸能界を代表する「リア友」仲間の、パク・ソジュン、Peakboy、チェ・ウシク、パク・ヒョウンシク、V。
2022年、1人のサプライズ提案で江原道の高城へ3泊4日の旅行に出かけることに。
今まで一度も大々的には公開されてこなかった彼らの旅。
一体何をして過ごすのか?
一緒にいると、ありのままの姿に、無防備になる5人。

互いに家族以上の存在である彼らの旅の記録であり、その「友情」にまつわるストーリー。


IN THE SOOP : Friendcation   Highlight Clip

 

 

 

 


韓国芸能界で活躍する5人の親友「ウガウガファミリー」
「ウリ カジョク(私たち家族)」の略でウガウガと名前がついています。

 

 



パク・ソジュン(1988年)
『梨泰院クラス』『キム秘書はいったい、なぜ?』『彼女はキレイだった』出演。『花郎<ファラン>』でパク・ヒョンシク、Vとの共演をきっかけに親友の間柄になった。言わずと知れた、韓国若手俳優のトップ。
2023年公開のMCU映画『ザ・マーベルズ』にも出演予定


Peakboy(1989年)
シンガーソングライター。パク・ソジュンとは学生時代からの親交。自身のミュージックビデオ『Gyopo Hair Style』では、パク・ソジュン、チェ・ウシク、パク・ヒョンシク、Vが全員出演したことが話題となった。

 

 



チェ・ウシク(1990年)
映画『パラサイト 半地下の家族』、ドラマ『その年、私たちは』出演。
『ファミリー』をきっかけに共演者のパク・ソジュンと親睦が深まった。


パク・ヒョンシク(1991年)
『サウンドトラック #1』『相続者たち』『SUITS/スーツ~運命の選択~』出演。
歌手としてデビューしミュージカル舞台の出演経験もある。

 


V 《テテ/キム・テヒョン》(1995年)
BTSのメンバー。ファンのために公開した楽曲『Snow FIower』ではPeakboyがフィーチャリングしていた。今回の『IN THE SOOP フレンドケーション』出演者5人の中では最年少で、かわいがられるマンネ(末っ子)。

 

 

 

 

 

年明け早々、緊急でHYBE会議室に集合した5人。

まだ旅の概要も良くわかっておらず、少々不安な面々。

 

 

 

 


初日は、パク・ソジュン、ピークボーイ、テテの3人で出発

 

 

途中で冷麺を食べたり

 

 

 

買い物したり、ゲームで遊んだり

 

 

夜にはウシクが合流しました。

 

 

おそろいのジャージとパジャマを揃えて、人差し指にはお揃いの指輪も。

 

 

 

 

 

 


2日目は早朝ヒョンシクも合流して、みんなで釣りに

 

 

 

高城は、北朝鮮との国境近くの海辺の町です。

 

 

夜は焚き火を囲んでバーベキュー

 

 

そのあとはお酒を飲みながら、カラオケをして、

 

 

ウシク出演のドラマをみんなで見ながらまったり過ごします。

 

 

 

 

 


3日目は昼過ぎまでのんびり過ごしてドライブ

海辺を散歩して

 

 

 

アイススケートリンクへ

 






 

 


後日談として、このシリーズのテーマ曲を自宅で録音する風景も公開されました。

 

 

 






BTSの7人が集まると、本当に姦しいというか、男子校の教室みたいなテンションの高いノリなんですが、さすがにテテ以外はみんな30代。大人っぽく、真面目で落ち着いた雰囲気。
テテも自然体でいながら、割とおりこうさん。
5人ともとても信頼し合っていて、気持ちの良い時間が流れます。

 

 

 


なんといってもこの3泊4日で、とびぬけてダントツでカッコ良かったのはパク・ソジュンさんです!

 

 


もうなんていうの。
一番年上なんだけど、そのリーダーシップと気遣いが完璧なんです。
交友関係が広いのも納得ですね。
梨泰院クラスのパク・セロイ、そのものって感じです。
一本筋が通っていて、非常にリベラルでブレない。

 

 

出かけるときは必ず運転するし

 

 

 

ササっと手際良く料理は作れるし

 

 


トレーニング姿、その指導ぶりもメッチャかっこいい!!
全然偉そうにしていないけど、今何をすべきか、と瞬時に判断して、的確に指示をしたり、さりげなくサポートしたり。
でもいつも気を張っているかというとそうでもなく、自由にしたいときは適度にのんびりしていて、「片付けは頼むな」なんて言っちゃうのもカッコいい。



みんなで「テヒョンのライブでの姿は凄い!!」と話題が盛り上がったときも

もちろんテヒョンは凄いけど、

凄いと意識すると付き合ってられない。
ここでのお前は 「ただの友達だ」



いやーーーー!ドラマのセリフですか?!
そんなことサラッと言えます??


なかなか芽が出なくて辛かったというPeakboyの話に


バイトして機材揃えたり、俺はお前が頑張ってる姿をずっと見てた
花には咲く時期がある
頑張ってるから必ず花が咲く時が来るよ
1番にゴールしなくてもいい
ゴールすることが大事
ずっと続けることが大事


って…

他にも名言が一杯ありました。





★チェ・ウシク

 

童顔で可愛いという言われることを気にしていて、カッコいい役をやりたいらしい。
「パク・ソジュンのCMを5つ奪う!」って言ってました(笑)
でも本当に可愛いんですよ~!
10代の頃、カナダで10年過ごしていたからか、ウィットがあって、飄々としていても全体のバランスは厳しく冷静に見抜いている感じ。

ソジュンさんとは何度かバラエティでも共演していて、その際は英語ペラペラなところも披露してました。
 

 

 


★パク・ヒョンシク

 

「花郎」の時からカッコいい!!好み!!だったんですけど、その頃よりもふっくらして、なんか春の日だまりみたいにあったかくて、優しくて、前向きな人。

この番組で彼のファンは急増したんじゃないかな。
声が特徴的で、凄く柔らかくて高い声なのも心地よい。

 

2010年1月15日にボーイズグループZE:A(ゼア)でデビュー 

 

 

K-popアイドルだったから、テテのこともとても良く理解して可愛がってくれてる。
ミュージカルの出演も  いや~!歌巧い!

 

 

ドラマ撮影の真っ最中で、ロケ先から2日目の早朝にイン。
帰りも最終日に少しだけ仮眠して、台本を読みながら朝4時半ごろ、静かに出発していきました。
 

 

 

 


★Peakboy

 

気は優しくて力持ちって感じ。

ササっとカッコよく何かをするというよりも、見えないところで自分ができることをさりげなくやる、というタイプかな。
今回のテーマ曲を作曲してくれました。
 

 

 

 


これだけ活躍している面々なのに、自分が!自分が!って話は全然しない。
全て、相手を褒める話ばかりするんです。
成功した人の余裕かもしれないけど、その優しさ、謙虚さがないと、成功しないと思う。



そして、ただ慣れ合っているのではなく、お互いに刺激を受けて、良い意味でライバル意識を持ち、切磋琢磨している関係なのが素晴らしいですね。



それぞれに不遇の時期もあり、人気が急上昇して精神的に追い込まれたり、仕事が楽しくなくなってしまったり。
そういう経験を共有できるのが心強いのでしょう。


浮き沈みの激しい芸能界

表面だけの付き合い

下心を持って近づいてくる人

足を引っ張ろうとする人

 

そんな人間関係に疲弊する日々の中で、本当に心を許し合える親友がいるのは奇跡だし、とてもかけがえのない大切な仲間なのだと思います。





BTSは、一番年上のジン君が1992年生まれ、末っ子のジョングクは1997年生まれ。
この5年間のなかに7人がいて、10代の頃からずっと一緒だったのですから、実際の兄弟や家族より、もっと兄弟に近い感じがします。
個性の強い7人で1つのものを創り出し走り続けていくためには、遠慮なく言い合い、本気で喧嘩もし、弱肉強食でエネルギー全開の10年間だったと思います。



ウガウガファミリーの中では、一番年下のテテだけが20代で、あとはみんな30代のお兄さん。
全力でテテのことを守って、可愛がってくれるヒョンたち。
仕事の責任を担うこともなく、本当にリラックスして「キム・テヒョン」のままでいられる大切な癒しの場。

 

 

 


色々辛い時期だったこともあって、テテが涙ぐんでしまったときは、みんな大慌て!!

ウシクは「テヒョンは辛い瞬間と経験を全部乗り越えないといけない年で……でももうその年は過ぎたよ」と慰め、Peakboyは「寅年には午年生まれの運が良くなるから、僕の運気も全部持っていって!」と、もうみんなで全力でフォローしていました。





最終日の朝、レトルトのすいとんを作ったときも、どうやら水の量を間違えて、とても塩辛いスープが出来上がってしまったのですが

「すっごく熱いから水を入れなきゃ!」って水をドバドバ入れて無理して食べたり…

 

でもそのあと「アメリカンドッグとホットクがある」と知って、嬉々として料理するヒョンたち(笑)



もちろん、ただ甘えているだけでは到底相手にしてもらえないだろうから、テテは本当に純粋で素直で、たくさん傷つきながらも努力している姿を見てくれているんだなと感じました。








この「IN THE SOOP」、もちろん元々はBTSで撮影の予定だったはずです。
過去2回のコンテンツは、HYBE傘下のプラットフォームWeverseから配信されていました。

 

 

 

 

 

 


「韓国ドラマといえばNETFLIX」だったのが、今やアマプラもwowowも、続々と韓国作品を取り扱うようになっています。
ディズニープラスも急激に韓国コンテンツに力を入れ始め、BTSが参入しました。
今後、ラスベガスのライブや、ドキュメンタリーの配信も決まっている中で、第一弾がIN THE SOOPだったのでしょう。

 


年明けに予定していた撮影がダメになった理由は、色々あるかもしれませんが、多分、SUGA、RM、JINの3人が、年末にコロナ罹患したからではないかと思われます。
7人のうち3人NGでは撮影不可能ですからね。
そのあともスケジュールが一杯で、リスケは不可能、他のグループとの差し替えもNGとなった時に、このメンバーでの撮影案が浮上したのではないでしょうか。
可愛いマンネのテテのために、ヒョンたちが一肌脱いだってところですね。

 


これだけの人気俳優で本格的に撮影をするのであれば、2~3年前からスケジュール調整は必要だし、スポンサーもたくさんつくはず。

なのに、1/4にテテからメンバーに急な連絡があり、1/5にスタッフがロケハンと緊急会議、1/6、急遽HYBEに5人集まって打ち合わせをし、1/9には出発、という強行スケジュール。
しかもウシクとヒョンシクはフルで参加できないというイレギュラーさ。


でも、その急場が良かったと、「グッドミステイクだ」とウシクさんが言っていました。

今までも個人的にメンバーで旅行などしていて、その動画をSNSで公開したりしていましたが、これだけ忙しいメンバーだと、「いつか行きたいね」という想いだけではなかなか実現できないでしょう。
無理やりでもスケジュールを合わせて強行軍で出かけたのが却ってよかったみたい。

 

 


全部自分たちで段取りして旅行するのも楽しいと思いますが、

焚き火をしたい

釣り、アイススケートもいいね

おそろいの部屋着とパジャマを揃えようか!

 


ミーティングの時何気なく口にしたリクエストも全部揃えてくれる

撮影されているのは気になるけれど、色々お膳立てしてくれて、外部(一般人)からもスタッフが守ってくれる

というのも、メリットはあるんじゃないかな。

すっかりこの旅が気に入った5人のようですから、今度は本格的に企画した「IN THE SOOP」がまた見られるかもしれませんね!