鹿賀丈史&市村正親のゴールデンコンビということで初見。
日本のミュージカル界を支えてきた二人ですし、期待していたんですが…
ちょっとな~ でした。
なんか「流してる感」ですよ。
鹿賀さん、3年前のデスノートの時も、結構歌唱がヤバめでしたけど、今回もかなりダメだった。
途中で歌えなくなるんじゃないかと思うぐらい。
低音ボイスの台詞はカッコよかったですけど、踊りもなんとな~く動いているだけで、かなり省エネなイメージ。
それに比べれば年上の市村さんはまだ元気だったけど…ザザ姿もとっても美しかったけど、バラエティに出ているときとそんなに印象変わらない。普通。
若い二人のカップルは全然共感できませんでした。
ジャン・ミッシェル、単なる自分勝手で恩知らずなヤツにしか見えないし、アンヌも浮世離れしてるし。
この二人を応援する気持ちにならないと、物語が盛り上がらないでしょ?
「最強の夫婦愛で導く、固く結ばれた家族の絆!」ってなに?ですよ。
みんなてんでバラバラで、心の交流とか、これまで築き上げてきたものとか全然見えなかったです。
お店のメンバーたちは頑張ってましたけどね。
歌のお兄さん新納さんも、シャンタルとして見事なソロを披露しましたけどそれだけ。
唯一良かったのはジャクリーヌ役の香寿たつきさんぐらいかな。