こんにちはー(●´ω`●) みおです
低い温度でじっくりと加熱調理できる低温調理器
ローストビーフやサラダチキンが手軽にできるので『買ってよかった!』『調理が簡単になった!』という口コミが多い一方で『買って使わなかったらもったいないな…』と購入を迷っている方も多いと思います。
買ってよかったと思った人は…
・食中毒を気にせずにレア食材を調理して楽しめた
・サラダチキンなどを手軽に作れて便利
・長時間煮込むシチューなどの手間のかかる料理が楽に作れる
といった感想を持っているようです
いらなかったと感じた人は…
・調理時間が長いので、時短には向かない
・他の調理器具でも代用ができた
・普段から料理をあまりしないのであんまり使わない
という理由で必要なかったと感じているようです
この記事では
・低温調理器を必要だと思う理由・いらないと思う理由
・低温調理器でできること
・低温調理器の代用品になるもの
について調べたことをまとめてみました
購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいねー
低温調理器を必要だと思う理由・いらないと思う理由
実際に低温調理器を購入しても、『買ってよかった!』と思う方と『いらなかったかな…』と思う方、意見は様々あると思います。
ここでは、実際に買った方の意見を参考にしながら、
・低温調理器が必要だと思う理由
・低温調理器がいらないと思う理由
についてまとめてみました。
購入を迷っている方は、状況に当てはめて現在の自分に必要かどうかの判断基準の1つとして考えてみてくださいね(*'▽')
低温調理器が必要だと思う理由
食中毒を気にすることなく、ステーキなどのレア食材を楽しみたいから
低温調理器は一定の温度でじっくりと加熱するため、食材の中心部まで均一に火が通ります。これにより、ステーキやローストビーフなどのレアな食材も安全に調理できます。
特に生焼けによる食中毒を気にする場合、低温調理器は非常に便利です。
家庭で調理する場合は、安全基準よりも少し高い温度で調理してあげると食中毒のリスクを格段に減らすことができます。
・魚なら44℃、
・牛肉なら55℃、
・鶏肉、豚肉なら66℃
が最適な温度だといわれています。
低温調理器は温度とタイマーを設定するだけで、あとはほったらかしで出来上がるので必要だと感じる方が多いようです
鶏ハムやローストビーフなど手間をかけずに作りたいから
低温調理器を使うと、鶏ハムやローストビーフなどの手の込んだ料理も簡単に作ることができます。食材を真空パックに入れて低温調理器にセットするだけでOK
調理時間は長くかかりますが、火を使わないのでほとんどの時間は傍にいなくても放置で大丈夫!その時間は他のことができるので時間を無駄にすることなく効率もいいですよね
また、低温調理器は温度を正確にコントロールできるため失敗が少なく、安定して食材を美味しく調理することができるので、必要だと考える方が多いようです
自宅でひと手間かけても美味しい料理を楽しみたいから
低温調理器を使うことで、自宅でもプロのシェフのようなクオリティの料理を楽しむことができます。
長時間煮込むことでほろっと柔らかくなる牛すね肉や牛すじの煮込みも、低温調理器を使用することで、タイマーと温度設定だけでほったらかしで調理することができます。
また、お刺身用のサーモンも低温調理器を使用することで難しい火加減も手軽にでき、生のとろりとした食感もギリギリ残しつつ、ほろりと崩れそうな状態に仕上げることができます。
麹や味噌、ヨーグルトといった発酵食品も作れるので、料理が好きな方や、美味しい食事を追求する方にとって、低温調理器は強力な味方となるでしょう。
いらないと思う理由
調理時間が長いから
低温調理器を使用する場合、調理時間が長くなることが一般的です。
ローストビーフだと約4時間、サラダチキンでも平均して2時間弱はかかってしまうので、これほどの時間を割くのは難しいと感じる人も多いようです。
その為、急いで食事を準備する必要がある場合には低温調理器は不向きです。
なお、火を使わず温度設定やタイマー設定もできるので、事前にセットだけが可能な方やある程度スケジュール通りに生活ができる方は購入を検討してもいいかもしれません
他の調理器具で代用できるから
低温調理器がなくても、他の調理器具で代用できる場合があります。
炊飯器や電気圧力鍋を使えば、同様の調理が可能です。これらの器具はすでに家庭にあることが多く、新たに低温調理器を購入する必要がないと考える人もいます。
また、低温調理器は特定の用途に特化しているため、他の多機能な調理器具の方がコストパフォーマンスが高いと感じることもあるので、必要なかったと感じる方が一定数いるようです。
そんなに使わないから
低温調理器を購入しても、実際に使用する機会が少ないという人もいます。
特に日常的に料理をしない方や、低温調理に興味がない方にとっては低温調理器は不要な出費と感じるでしょう。
使用頻度が低いと、コストに見合わないと感じることが多く購入をためらう理由になります。また、特定のレシピや料理にしか使わない場合その価値を感じにくいことからいらなかったと感じる方もいるようです。
収納場所に困るから
低温調理器は温めるための専用のコンテナなどがついたスターターキットは、どうしてもサイズが大きくなってしまい収納場所に困ることもあります。
ただ、本体だけであれば「長さ約30cm、直径約10cm」ほどのスリムタイプも多く、必要のない時に収納するのであればさほど場所を取るものではありません。
鍋や水を使用しない袋型の低温調理器もあるので、低温調理器が欲しいけれども収納場所にどうしても困っている、という方はこちらを検討してもいいかもしれません
\ 薄くてかさばらない!コンパクトな袋型低温調理器 /
低温調理器でできること
低温調理器は名前のとおり低い温度でじっくりと加熱し続けられる調理器具のことです。
鍋で長時間湯煎しようと思ったらたとえ弱火にかけていてもどんどん温度が上がっていくので常に火の傍にいて温度管理をしなければいけませんが、低温調理器であれば温度と時間を設定するだけであとはほったらかしで調理が完了します
低温調理は『焼く・蒸す・煮る』に次ぐ第4の調理法と呼ばれることもありますね
ここでは、低温調理器でできることについて詳しく解説していきます。低温調理器を使うことで、家庭での料理がどのように変わるかを具体的に見ていきましょう。
旨味や栄養素を保ったまま調理できる
低温調理器を使うと、食材の旨味や栄養素をしっかりと保ったまま調理することができます。従来の高温調理では、加熱によって食材の栄養素が失われやすくなりますが、低温調理ではそれを最小限に抑えることが可能です。
たんぱく質を含む食材は、低温でじっくり加熱することで柔らかくジューシーに仕上がります。魚や肉の旨味を逃がさず、最高の状態で楽しむことができるのは低温調理器の大きな魅力です。
また、野菜の調理にも適しており、ビタミンやミネラルなどの栄養素をしっかりと保持できます。低温で長時間加熱することで野菜がしっかりと柔らかくなりつつも、その風味や栄養価が損なわれないのです。
健康を気遣う方にとっては、低温調理器は強力な味方となるでしょう
食材に合わせたベストな温度で調理ができる
低温調理器の特徴の一つは、温度を細かく設定できることです。これにより各食材に最適な温度で調理ができるため、料理の仕上がりが格段に向上します。
ステーキならばミディアムやレアなど好みの火の通り具合に調整できますし、サーモンのお刺身などもきっちりと温度と時間を設定してあげることで、とろりとほぐれる絶妙の仕上がりにしあげることができます
温度管理が難しい料理でも、低温調理器を使用することで温度を正確にコントロールすることができ、プロのシェフが作るようなクオリティの料理を自宅でも再現することが可能になります。
調理の失敗が少ない
従来の調理法では、火加減や調理時間の調整が難しく、焦げたり生焼けになったりすることがありますが、低温調理器を使用することで温度を一定に保つことができ、食材をじっくりと加熱するため均一に火が通りやすくなります。
低温調理器を使うことで、調理の失敗が格段に少なくなります。
特に、ステーキや鶏肉などの肉料理では、その効果が顕著です。
外側はカリッと、中はジューシーに仕上げることができ、毎回安定した結果が得られます。
また、調理時間を設定して放置できるため、忙しい日常でも手軽に高品質な料理を作ることができます。失敗のリスクが少ないため、料理初心者でも安心して使えるのが低温調理器の大きなメリットです。
油を使用しないのでヘルシーな料理が作れる
低温調理器を使うと、油をほとんど使用せずに調理ができるため、ヘルシーな料理を作ることができます。ダイエットや健康を意識している方にとっては非常に嬉しいですよねー(^-^)
油を使わないことで、料理のカロリーを抑え、食材本来の風味を楽しむことができます。
また、低温調理は食材の水分を保ちつつ調理するため、しっとりとした食感を楽しめます。鶏肉のサラダチキンなどは、低温調理でふっくらとジューシーに仕上がり、油を使わなくても十分に美味しい料理が完成します。
健康的な食事を手軽に作れるので、ダイエットや健康を意識して調理したい方にも低温調理器はおすすめです
低温調理器の代用品になるもの
せっかく低温調理器を購入しても、
・「自宅に既にある他の調理機で代用できたから、買わなければよかった」
・「低温調理器は調理が限定されるので、どうせならば低温調理機能がある他の調理機を買えばよかった」
と購入した後に買ったことを後悔しないように、低温調理機の代用になる調理家電をいくつかご紹介いたします。
代用できる調理器具でどこまでの低温調理ができるのか把握することで、
・低温調理器を買うべきなのか
・他の調理器具を買った方がいいのか
・自宅に既にある調理器具で低温調理ができるのか
を自分の状況に合わせて判断できると思うので、購入する前にぜひ確かめてみてくださいねー
炊飯器
炊飯器の保温機能を利用して低温調理をすること自体は可能なのですが、温度は70℃~75℃と低温調理としては高めです。
しっかりした温度管理はできないため、定期的に温度を測ったり、下側から加熱されているので途中でひっくり返したりといった手間がかかるので、低温調理器のようにほったらかしで調理完了するわけではないようです。
なお、最近ではしっかりとした低温調理機能が付いた炊飯器も販売されています。
低温調理器として使用している間はご飯の炊飯や保温ができないので、ご飯用の炊飯や保温をあまりしないようであれば、低温調理機能が付いた炊飯器の購入を検討するのもおすすめです
▼低温調理機能とパン・ケーキ機能の2つの新機能を搭載したIHジャー炊飯器
電気圧力鍋
電気圧力鍋は、電気を使って圧力調理を行う調理器具なのですが、最近では圧力調理だけでなく、蒸し料理・煮込み料理・炊飯・スロークッキング・保温などさまざまな調理方法に対応しているので、幅広い調理をすることができます。
多機能の電気圧力鍋の中には低温調理機能を有している機種もあり、ローストビーフやサラダチキンの調理、食品の発酵なども行うことができます。
これ一台で多用途に使えるため、キッチンのスペースを有効活用したい方にはぴったりなのですが、いろんな調理ができる分、低温調理器単体よりはどうしても高額になってしまいます。
煮込み料理や蒸し料理など、様々な調理を頻繁に行う方にはおすすめですが、低温調理のみを行いたいのであれば想像以上に高い買い物になってしまうかもしれません
▼1台9役こなせる電気圧力鍋
(圧力調理・無水調理・蒸し調理・煮込み・炒飯・低温調理・スロー調理・発酵・保温)
サラダチキンメーカー
サラダチキンメーカーは、名前の通りサラダチキンを簡単に作るための調理器具です。食材を入れてボタンを押すだけで簡単に調理ができるので、サラダチキンやローストビーフなどを作るだけならばサラダチキンメーカーでも充分代用可能です。
ただ、60℃以下の低温調理に対応していない機種が多いため、お刺身にちょっとだけ火を通したかったり、発酵食品にも使用したい場合は低温調理器の購入を検討するのがおすすめです。

お肉が柔らかくジューシーに仕上がるおすすめの低温調理器
ハイパワーで予熱時間が短い!本体スタンド付きで鍋でも使いやすい低温調理器
EmperorTamarin エンペラータマリン
クリップ式ではなく自立するスタンド式なので、鍋のフチではなく真ん中にも設置でき、大量に調理する際にも対流ムラが起きにくいので失敗することなく低温調理できます。
また、出力は業務用レベルの1200Wあるので、短時間で設定温度まで達し、時短にもなります。
操作が簡単なタッチパネル搭載、デジタル表示で操作も簡単
完全防水仕様なので丸洗いができ、お手入れが簡単なのも嬉しいですね(^-^)
低温調理器と必要な専用アクセサリーが揃ったスターターセット
BONIQ 2.0(ボニーク) スターターセット
低温調理器のほかに
・多品種・大量生産が可能になる「コンテナ」
・保温効果と加熱スピードがUPする「ジャケット」
・食材を沈めたり、底上げに便利な「ラック・トレー」
・蒸発防止、保温効果と加熱スピードがUPする「ルーフ」
がセットになったスターターキットです
専用コンテナを使用することで、別の食材も同時調理することができ、作り置きのおかずを作る際にも大変便利です
オリジナルアプリとWifi連携させることで、加熱進行のストップや温度を低くするといった操作も外出先から可能なので、急な予定が入ってしまった時にも安心です
また、「BONIQ レシピ」では1,100件以上の低温調理レシピやハウツーブログが公開されており、お肉だけでなく魚、野菜、卵、発酵食品、スイーツなどレシピに困ることはまずないでしょう。
水も鍋も使用しない!芯温を測りながら調理する低温調理器
テスコム 芯温スマートクッカー TLC70A レシピブック付き
業界初の芯温温度計搭載で、食材の中心温度を測りながら調理するので、加熱しすぎてパサついたり、しっかりと火が通ていなくて生焼けになるといった心配がいりません。
また、操作はフリーザーバッグに入れた食材に芯温計を挿して庫内に入れ、スタートボタンを押すだけなのでとっても簡単
庫内で包み込むように加熱するので、鍋や水も一切使用せず使い終わった後は芯温計を洗うだけなので後片付けも取ってもラクチンです
コンパクトサイズなので場所を取らず、デザインもおしゃれなので出しっぱなしでも気にならないのもポイントです
まとめ
低温調理器は
・食中毒を気にすることなく、レア食材を楽しみたい方
・鶏ハムやローストビーフなど手間をかけずに作りたいから
・自宅でひと手間かけても美味しい料理を楽しみたいから
という方は買ってよかったと感じる方が多数なようです
一方、
・調理時間が長い
・他の調理器具で代用できる
・そんなに使わない
・収納場所に困る
という声もあり、いらないと感じる方も一定数います。
炊飯器や電気圧力鍋などに低温調理機能がついている機種もあり、代用できる調理器具もあるので、
・自分がどんな調理をしたいか
・どれぐらいの頻度で使いたいのか
に合わせて購入を検討されるといいと思います