振り向いてみると、そこには、今私が最も会いたくない人の顔だった。

ガシッ

「え…」 「逃げるよ!!麻生さん!!」

私は、手を引かれて、あっという間にスバル君の家にきてしまった。

「あのっ…スバルく…「とりあえず部屋に入ろう!」うん…」

そして、私は、スバル君の部屋に入り、傷を見せた。

「ひどい…」

自分でも思うけど、それは、ひどく生々しく、痛々しかった。
スバル君は、息を呑んだ。

「…辛かったね…怖かっただろ?」

その言葉を聞くと同時に、今まで堪えたものが溢れ出して、止まらなくなった。

「っ~~~~うわあああああん!!」

私が、子供みたいに泣いてる間、スバル君は、ただ黙って、抱きしめてくれてた。
スバル君の腕の中は、安心できて、余計に泣いてしまった。

「ゴメンッ…スバル君っ…私、怖かったけど、どうしてだろっ…私の心の中で、まだタケルを愛してる自分がいるのっ…可笑しいよね…」

「しょうがないよ。DVされる前は、ふつーの恋人同士だったんだから。」

そうだよ…周りで、リア充とか呼ばれてたけど、それもまた嬉しくて、もうこれ以上ないくらいに、タケルを愛してた日は、本当に幸せだった…

ずぅっとこのままでいたいだけなのに、神様は意地悪だ。

ねぇ、私、これから、ドウスレバイイ?

つづく