「⁉違うよ!私じゃないっ!」

「嘘よぉっ!じゃあ、あんたの手前に落ちてるカッターは何⁉」

ザワザワッ!

「麻生さん、見損なった。」

「…え?」

「大人しそうな顔して、やる事ヒドすぎ」

何で信じてくれないの⁉

「ユウナ!私たちは信じてるよ!

「うん、肝酢が自分でやったのも、
カメラにあるから!」

「大丈夫!あんたは一人じゃない!」

「ありがとうっ…ありがとうっ…!」

私は涙を流し、何度も何度もありがとうを繰り返した。

「今日は、もう帰りな!」

「うん!そうする!」

私は友達に別れを告げ、温かい気持ちで階段を降りて行った。

その時、肝酢さんとスバル君の声が
聞こえた。

「上出来だよ。タケルは多分、麻生さんと顔も合わせないと思うぜw
しかし、自分で自分を刺すとはなぁw」

「うふふぅ♡
あの女は気に入らないのぉ♡
良かったわねぇ♡
これでもう、あの女はあんたのモノ、
タケル君は私のモノよぉ♡」

何それ…!

~~~~~~~~~~~~~~~
ユウナにはガッカリだ。

確かにあの女は俺も気にいらねぇ。
だからって、刺すとはな…

さて、その話はさておき、今朝のアレは、
いろいろとおかしいところがある。

普通、好きでやったんなら、俺のこと、あそこまで引き止めるか?

しかも泣いてたし。

先生がよんだってのも、
嘘だったしな。

俺はスバルと話をするために、スバルの元へと向かった。

ちょうどその時、肝酢とスバルの声が聞こえた。

「しかし、自分で自分を刺すとはなw」

「うふふぅ♡あの女は気に入らないのぉ♡
良かったわねぇ♡
これでもう、
あの女はあんたのモノ、タケル君は私のモノよぉ♡」

何だよ…それ!

じゃあ、ユウナはやってないんじゃないか!

俺は殴りかかろうとしたが、俺より早く動く奴がいた。

ユウナだった。

パァンッ!

乾いた音が響き渡った。

~~~~~~~~~~~~~~~
私は、考えるより先に動いていた。

気づくと肝酢をビンタしていた。

「いったぁい…! …もう許さないわぁ! 死んじゃえー!」

肝酢さんはカッターを取り出し、
私に襲いかかる。

グサァッ!

「ぐうっ…!」

嘘…!なんでタケルが⁉

つづく



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