今回はベル視点のお話です!
傷を作りながらも頑張るセトアに触発され、ベルもそんなセトアに相応しくあろうと一歩を踏み出します。
力だけに頼らず、自分というものを探そうとするベル。
二十五年生きてきて初めての挑戦です。
ヨウもそれに付き合います。
この作品はセトアの物語です。
でもベルの成長の物語でもあります。
二十五年、停滞していたベルの人生はセトアとの出会いで大きく動き出します。
誰かのために強くなる事。
誰かを守る事。
セトアとベルは立場こそ違えど目指す場所は同じです。
ベルはヨウやツェティがいたとはいえ、世界にたった一人の龍人として孤独を感じていました。
セトアも花子として愛される事は無かった。
そんな二人がお互いに出会い、想い合う。
今までは恋愛に縁の無かった二人だからこそのすれ違いが続きましたが、これからは気遣いながらも甘やかし、甘やかされて絆は深まっていきます。
イチャイチャさせるぞ
キスはベルがやらかしましたから、きちんとやり直したいですね。
想いを通わせて初めてのキス。
思いっきり甘くしたい
ここでちょっとした裏話
小説を書く上で私が大事にしているのは、セリフを見て誰が喋っているのか一目でわかるようにする事。
これは当たり前といえばそうですね。
そして、現地人(ファンタジーの住人)であるベル達にはカタカナ語や現代語をなるべく使わせない事です。
例えば、トレーニングは鍛錬、アクセサリーは装飾品、パフォーマンスは見世物といった具合。
こういった言葉を使わせるとなんだか時代劇でカタカナ語を聞くような違和感を覚えるもので。
これがなかなかに難しい
なのでGoogle先生に尋ねながら執筆しております
され、次回からまた旅路に戻ります。
その中で二人がどう向き合っていくのか、楽しんで頂けると幸いです!
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お好きなサイトでお楽しみください!