今回はやっとサファルの王が出てきます。
そして、また第四章が終わらなかったOrz
本当はもう終わってまた旅に戻ってるはずだったんですけどね。
ここへ来て大事な描写を入れてないことに気づきまして。
急遽もう一話追加する事になりました。
ドレスの意匠に関する描写が長くなったのも原因ですが……。
ベルの仕事モードも書けて楽しかったです。
サファル王との会話をどうするか結構悩みましたが、宗主国の方が上と言うご意見を頂きベルを上位とした会話に落ち着きました。
そして、ここでセトアが月という言葉を知ります。
自分がベルにとってどういう存在なのか改めて知るセトア。
この月という言葉。
結構前から練っていたものです。
よく「君は僕の太陽だ」という言葉を聞きますが、セトアはそうではなく、ベルの暗い世界をほのかに照らす満月のような存在にしたかったんです。
この物語の前身となる雛形の物語でもその様な詞を書いていました。
タロットでも月は母性を表しますしね。
さて、今回はサファル王と晩餐を共にし、来訪者の情報を得る中で忘れかけていたデータベース構築に反応があります。
果たしてデータベースの構築という初期に出てきた設定を覚えていらっしゃるか心配ではありますが、何の反応も無いのも逆に不自然かなと思いまして。
次回はその詳細や対応、それからきな臭い話も。
そして新しい来訪者の登場。
どのように対峙するのかも楽しんで頂けたらと思います。
各サイトへは下のリンクから。
お好きなサイトでお楽しみください!