オルタナライトの時代 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

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『オルタナティヴな保守主義が世界を救う』

 

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『トランプ現象から見えた現実』

 

グローバリズムの攻撃を受けた一般庶民の抵抗によって、トランプ大統領を誕生させた米国ですが、トランプは新自由主義者じゃないか!との批判もありますが、私も同感です。ただトランプが反グローバリズムの波に乗ったのも事実です。そこで気付いたのですが、新自由主義とグローバリズムとは若干違うのですよね?

 

『社会主義と共産主義の違いに似ている』

 

新自由主義とグローバリズムの違いについて、一番分かりやすい比喩としては、社会主義と共産主義の違いを思い浮かべて頂きたいです。新自由主義をもっと過激にしたのがグローバリズムと捉えています。新自由主義はレーガン&サッチャー政権が登場した80年代初頭に、悪性インフレ対策として政策に取込まれます。

 

『東西冷戦崩壊がグローバリズムの始まり』

 

グローバリズムについては、東西冷戦構造が崩壊後の90年代に発生した現象と考えて良いでしょう。モノ・ヒト・カネが自由に国境を超えて行き交うグローバル化の中で経済が停滞してしまったのが我が日本です。トランプは、レーガノミックスの寵児でしたが、グローバル化した社会では何度も経営破綻を経験します。

 

『トランプ大統領が上手く行くか否か』

 

それ故、トランプ政権はグローバル化には歯止めを掛ける一方で、新自由主義的な政策を強行し、米国経済を痛め付け格差を拡大する可能性もあります。サンダース候補との予備選を通じて反自由主義的な政策を取込んだ、ヒラリー候補の方が格差是正に繋がる政策を掲げていたのが、米大統領選でのパラドクスでした。

 

『日本経済の黄金時代はナゼ誕生したか?』

 

70年代の米英は悪性インフレに悩まされていましたが、日本は世界でいち早くインフレ退治に成功します。理由としては福祉制度があっても国民が必要以上にタダ乗りしなかったり、労働組合があっても経営全体を考えて賃上げを抑制するなど「常識」と「良識」を持った一般庶民の道徳観と倫理観の結果でした。

 

『インフレ退治を痛みを伴う改革で実現した国』

 

悪性インフレが止まらなかった欧米諸国では、国民は必要以上に福祉を求め、労働組合は際限なく権利と賃金を求め、生産性向上の為の投資にも非協力的でした。和の精神を尊ぶ日本的経営が世界で輝いていたのです。一方、欧米諸国の悪性インフレ退治は、新自由主義の荒療治の痛みを伴う改革改革により強行されます。

 

『マイルドなインフレを新自由主義に依らず実現』

 

インフレ退治は世界中で80年代を通じて行われますが、この時代が正に日本の黄金時代でした。日本は、マイルドなインフレを新自由主義に頼らず実現したのです。ところが、急激な円高が契機で発生したバブル経済の崩壊で、日本人は自信を失い改革病に冒され、消費税増税を契機に緊縮財政でデフレに突入します。

 

『保守もサヨクも、グローバル化と格差拡大に手を貸す』

 

欧米諸国ではグローバル化によって、日本の80年代に似たマイルドなインフレ状態が作り出され好景気に湧きます。しかし、その果実は庶民には渡らず格差は極限まで拡大します。この間、世界中の保守派は小さな政府を指向し国家解体に手を貸し、サヨクも弱者救済では無くグローバル化の格差拡大を推進しました。

 

オルタナティヴな保守の時代へ

 

結局、保守もサヨクも格差拡大に手を貸し既存政党は全く信頼を失っています。トランプ現象もEU離脱も、既存の政治勢力に代わる『オルタナティヴ=別の選択肢』としての『反新自由主義・反グローバリズム』流れです。そう考えると『オルタナライト』とは時代の最先端の政治言論ムーブメントかも知れませんね?

 

 

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「サカナクション / 多分、風。」

 


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