真冬に夏の話題を書きます。
「鬼灯」という漢字が読めますか?
答えはほおずきです。普通酸漿という字も書きますが、なぜあの可愛い赤い実を付けるほおずきが鬼の灯なのでしょう?
ほおずきは花の萼(がく)が大きく成長してたくさんの種を含んだ実を包み赤く染まります。
それがお盆の時期にできることから、先祖の霊が盆に帰って来る時の目印の提灯の替わりになるからだと言われています。
しかし、昔はお盆にはそのための立派な盆提灯を飾る風習がありましたし、先祖の霊は決して鬼ではないと思います。
私はこれは人として産まれなかった水子の霊が、真っ暗な黄泉路を行く時に足元を照らす灯火だと考えます。
先述したほおずきの萼の肉が腐敗して落ちて葉脈だけが残り、中に種子が残る現象を透かしほおずき(スケルトンほおずき)と呼び、重曹を使って人工的に作ることもできます。
透かしほおずき
まさに赤ん坊にもなれなかった水子が持つにふさわしい小ささです。
というのも、ほおずきの地下茎は漢方で、酸漿根(さんしょうこん)と言い、咳止め、解熱、利尿作用があるとされていますし、子宮緊縮作用があるため、江戸時代には子どもを堕す堕胎薬として使われていたのです。
またこれも夏の風物詩である朝顔の種も漢方で牽牛子(けんごし)と言って、同じように下剤、利尿剤、堕胎薬として使われて来た歴史があります。
こうやって考えてみると、毎年7月9日10日に、台東区浅草の浅草寺で有名なほおずき市が開かれますし、同じく7月初旬にほど近い台東区下谷の鬼子母神でこれも知られた朝顔市が開かれていることは意味深いです。
浅草も下谷も江戸時代最大の遊郭である吉原のすぐそばにあるのです。
望まない妊娠をした遊女たちが自らの身を守るために処置した水に流された赤子たちは鬼児になったのではないでしょうか?
「それは人間になれなかった妖怪人間たちである」
「妖怪人間ベム」1968(昭和44)年オープニングナレーションより。
彼らは角こそ生えてはいませんが、見た目は鬼そのものではありませんか?
東日本大地震の津波を生き残った奇跡の朝顔の種を全国はおろかハワイにまで送っている旭川の朝顔おじさんことたかちゃんの四季のたかちゃんは、前述の透かしほおずきをも作成していましたが、水子供養でもしてるんかな?🤣🤣😜
いえいえ彼は心優しき両脚義足の尊敬すべき鉄人です❣️
これからは「北の閻魔大王」と呼ぶことにしよう😄