映画館で、あの悲しい演出を見た瞬間、「うーむ。なるほど」と、私なりに、察して、私なりに、納得した。


演出という、キレイな言葉を使ったが。

もちろん、あれが、演出だなんて、正直、これっぽっちも、思ってなどいない。


そして。

あの悲しい演出に気づいた皆さんは、恐らく少数、ということも、私は、理解している。



推しだけではなく。

他のメンバーの「あれ、ここは、〇〇さんの出番じゃなかったっけ」という悲しい演出にも、私は気づいていた。



念のため。一応。

私は、推しを、たくさん撮ってください、とは思っていない。


はっきり書いてしまえば、LIVEとは、興行だ。

どうすれば、売れるのか。どうすれば、儲かるのか。

全ては、興行主次第。まあ、そういうことだ。



メンバーは、全員、めちゃくちゃ、カッコよかった。

どのメンバーが、画面に現れても、私は、ワクワクしたし、ドキドキした。


7人って、スゴいな。まるで、夢のような世界だ。



ただ。

そう思いながらも、私は、ずっと、金髪の推しを、画面の中に、感じていた。


画面の端にチラリの推し、とか。


声は聞こえるけれど、姿は見えぬ推し、とか。


ここは、出番のはずの推し、とか。


あー、メンバーと一緒で、楽しそうだな、良かった、の推し、とか。


やったぜ、貴重なアップだぜの推し、とか。


タンクトップだけに見えたから、心の中で「キャー」と叫んだのに、まだ、完全には、脱いではいなかった推し、とか。


ナムジュンさんが、突然、タンクトップで現れて、「いやいや、RMさん、カッコいい。さあ、推しも早く」と、皆さんに、脱ぐことを期待されている推し、とか。


そうかと思えば、「えっ、今、ここで、ですか。ボーナスですね。ありがとうございます」と、アップになる推し、とか。


つまりは、単純に。

推しが、ステージにいることが、私は、嬉しかったのだ。



だから。

一つだけ。すみません。


何故、あの時。

推しは、あの場から、離れたのでしょうか。




朝、起きたら、もう、推しは、本国へと帰っていた。


スタスタと、まっすぐ、車へ向かうユンギさん。

ホソクさんと一緒に、お辞儀をしてから、車に乗り込む推し。


推しから、ハートをゲットした、記者さんは、「かわいいー」と言っていた、らしい。


そんな、記者さんとの微笑ましいやりとりを、Xで見ていたら、何故か、突然、大橋トリオの「HONEY」が、頭の中で、流れ始めた。



久しぶりに、YouTubeで「HONEY」を探した。

コメントによれば、どうやら、ナムジュンさんも好きな曲らしい。


そうか。そうだったのか。

まだ、私が、BTSを知らなかった頃。

5年前のコメントだった。


何となく、すーっと、温かいものが、私の中に入ってきた。



「君らしく君のままで 笑って」


どうか、推しが、幸せでありますように。




HONEY     大橋トリオ


今まで見た世界と

まるで違うものが

目にうつる気がした

恋でもしたのかな

君の黒い瞳が

僕の眼に似ている

そんな気がしたから

君を好きになってく


たった一つの

鍵を見つけたら

虹色のシャワー

ここから始まる物語さ

君と出逢って

二人で泣いた夜も

傷つけ合って痛みを知って

はじめて優しさの意味を知ってゆく

僕だけは君を信じてるから

君らしく君のままで

笑って笑って傍にいて


甘い蜜探して

飛び回るミツバチ

柔らかな日差しが

僕の頬すべる

本当は趣味なんかも

全然合わないけれど

同じ様に笑って

はしゃぎ合えれば良い


運命なんて

派手なものじゃなくて

でも世界中で

君だけは僕の味方だって

気づいたから君を守り続ける

愛のことば囁く様な毎日

そんな事じゃないけれど

忘れないで

いつもどんな時でも

君の左側に僕の右手は

いつでも待ってるよ


たった一つの

鍵を見つけたら

虹色のシャワー

ここから始まる物語さ

君と出逢って

二人で泣いた夜も

傷つけ合って痛みを知って

はじめて優しさの意味を知ってゆく

僕だけは君を信じてるから

君らしく君のままで

笑って笑って傍にいて


これからずっと

君を守り続ける

愛のことば囁く様な毎日

そんなことじゃないけれど

僕だけは君を信じてるから

君らしく君のままで

笑って




ご覧いただき、ありがとうございました。


以上です。