それにしても。


この、絶妙なタイミングで、私達の前に現れるパクジミンさんは、やはり、さすがだな、と思った。


推しがインスタに上げた映像は、過去と今、そして、未来を繋ぐ、大切なメッセージだったのではないだろうか。


「2025年にお会いしましょう」


釜山のLiveを最後に、BTSの活動は休止となり、メンバーは、ソロ活動に入った。


もちろん、一番の理由は、兵役だ。

ただ、それだけが理由ではないことも、あの涙の会食で、私達には伝わってきた。


あの会食での、何というか、温度というか、雰囲気というものを、私は、上手く言葉には出来ない。

それは、きっと、メンバーの誰が推しなのか、によって、受け取ったものが、少しずつ違うような気がするから、だ。


あの時、推しの前には、まるで「とにかく、ジミンに酒を飲ませろ」と言わんばかりに、たくさんの酒瓶が並べられていた。


推しが飲みたかったのか。それとも、メンバーが飲ませてあげたかったのか。もしかしたら、只の偶然だったのかもしれないけれど。何故か、今でも、時々、私は、あの光景を思い出す。


BTSは、最初にソクジンさんが、そして、ホソクさんとユンギさんが続き、最後は4人が同時に入隊した。


「2025年」は、まだまだ、遠くの未来だった。


4人の入隊を見送り、BTSの不在という寂しさを、ようやく実感し始めた頃に、推しからのコンテンツが届いた。


2023年12月20日

新作のThis Is Jimin 公開


2023年12月22日

ソロ曲 'Closer Than This' Official MV 公開


2023年12月23日

Jimin's This Is Jimin Behind 公開


すぐに、YouTubeには、'Closer Than This'のMVのリアクション動画が、上がった。

涙ぐみながら、皆さんは、ほとんど同じことを言っていた。

「BTSが帰って来たら、皆で、一緒に歌おう」


そうだ。BTSが帰って来たら。

私も、Liveに行って、皆で、一緒に、この曲を歌うんだ。


私は、早速、翌月から、「BTS積立」を始めた。

お小遣いの中から、毎月3000円。

何となく、こちらのブログは、富裕層の方が多いイメージだから、皆さんの積立とは、桁が1つも2つも違うとは思うけれど、まあ、これが、庶民の現実、ということだ。


ちなみに、今も「BTS積立」は続けている。

家計費のファイルの中に、私の野望は、隠されているのだ。



「髪が伸びた頃にお会いしましょう」


最初から、推しは、そう言っていたのに。

私は、いつの間にか、BTSの活動を待ち望んでしまっていた。


ホソクさんのLiveで、「MIC Drop」を楽しそうに踊るメンバーを見て、本当に嬉しかった。


でも、今になれば、ホソクさんの応援だからこそ、メンバーは楽しかったのだ、と思う。


ARMYとして、私自身が、初心に帰らなければいけない、と心から反省した。



「2年ぶりに、落書き消す」

「そろそろ、練習室使うから、きっちりキレイに掃除しておいてね。頼んだよ〜」


ありがとうございます。愛すべき、ホプミン。


そして。

お帰りなさい、パクジミンさん。

お帰りなさい、私達ARMYのBTS。


ご覧いただき、ありがとうございました。


以上です。


↑すみません、追加です。

「初心に帰る」よりも、今は、「初心にかえる」か「初心に返る」という使い方が、主流らしいです。

今回は、「お帰りなさい」の言葉に合わせて、「初心に帰る」にしてみました。