すみません。今回も、長文になってしまいました。

もし宜しければ、お時間のある時に、どうぞ。



「ジミンのデビューには、反対意見が多かった。その中で、デビューを強く主張した方が2人いて、その内の1人が、今、目の前にいる、こちらの女性です」


以前、HYBEの育成システムに関する映像で、ナムジュンさんが、推しのデビューについて、語っていた。


朝の4時まで練習をしてから、6時半には起きて、学校へ行く。

ほとんど休むことなく(授業中は、爆睡していたらしいが)、毎日の練習に励み、その努力の結果、BTSの7人目のメンバーとして、最後に、推しは選ばれた。


育成システムの説明で、ナムジュンさんが、推しの名前を出した理由は、模範生だから、というだけではなく、何よりも、夢を掴む、というHYBEのイメージ戦略に、推しがピッタリだったから、ではないだろうか。



「何をしたらいいか、分からないことが大変だった」

「2人がボーカルレッスンを受ける時、『僕も入って見てもいいですか?』と言って、入って見学した。その時に聞いたことを、夜中に練習した」


デビュー前のマンネラインの3人は、「チームが決まっている」特別な練習生の2人に対して、「チームに入る予定はなく、いつ外されるか分からない」練習生の推し、というように、会社の方針は、明確だったのだろう。



練習生の頃の推しは、短気で、些細なことでも、すぐに怒り出す性格だった、そうだ。

推しが、「あの頃の自分は、おかしかった」と話す位だから、まあ、そういうこと、だ。


「頼むから、怒らないでくれないか」

耐えかねて、2人が、推しに直談判した話は、有名だ。

その後、推しは、態度を改めた、らしい。素晴らしい友情。良い話だ。


でも、その一方で。

青春の光と影、というか、若さとは、何て残酷なものなのだろうか、と、私は胸が痛くなる。

悩み多き10代。デビューしてからも、ずっと。

推しの苦悩は、続いていく。



「もし、BTSにジミンがいなかったら」


ナムジュンさんが語るように、最後の7番目のメンバーには、推しではなく、別の練習生が選ばれる、未来もあった。

というよりも、そもそも、当初は、その未来を、会社は、想定していたのではないだろうか。


最後の最後に、推しは、夢を掴んだ。

でも、その代わり、想定通りならば、チーム入りしていた別の練習生が、夢を諦めることになったのだ。



だから、こそ。


私は、メンバーの中で、長男のソクジンさんが、推しの「道標」で、次男のユンギさんは、推しの「恩人」ではないかと、1人で、勝手に思っている。



「兵役前の最後のステージ」


音楽番組の生放送で、「Like Crazy」を歌った推しは、音を外してしまい、動揺していた。

(私は推しが大好きだから、きちんと、失敗は失敗、と認めたい。例え、原因がイヤモニの不調だった、としても、だ)


初めてのソロ活動を、「実力が足りなかった」と総括した推しは、ここから、今まで以上に、必死に、努力を積み重ねていく。


「Tony Montanaを歌おう」

何度も何度も、声を掛けてくれるユンギさんに、推しは、「ヒョンのLiveじゃないですか」と、いつも言葉を濁していた。


ユンギさんのLiveには、初日にジョングクさん、2日目は推し、最終日にはナムジュンさんが、客演として参加した。


私は、胸に手を当てながら、推しのステージを見た。


シュチタで、ユンギさんも、「ジミンが、緊張して失敗しないように、ヒョン達は、いつも祈ってるんだよ」と、話していた。


確かに。あの時も。

テミンさんとのコラボで、Lieをステージで踊った推しを、ソクジンさんとホソクさんとナムジュンさんが、3人で、ずっと見守っていた。


「Tony Montana」を歌い終わると、ユンギさんは何も言わず、そのまま後ろに下がった。


推しは、ステージに1人立ち、ARMYへ少し話をしてから、水を飲んだ。

そして、「Like Crazy」を歌い、キレイなお辞儀をすると、ステージの後ろの階段を駆け降りた。


もし、あのステージに立たなかったら。

あのまま、「Like Crazy」を歌うことなく、兵役に行っていたら。


ユンギさんは、いつも、推しの背中を押してくれる。


「ジミンが同じグループだといいな」とか、「俺はジミンの声が好きだよ」とか、「ジミン、ここで決めるんだ」とか、「ハッピーでいろ」とか、「恥ずかしくてもいいから、とにかく曲を出せ」とか、「頑張ったね」とか、「ジミンが良ければ、いいよ」とか。


授賞式で、受け取ったトロフィーを、とても愛おしそうに、その感触を確かめてから、隣でワクワクしながら待っている推しへ、大切なトロフィーを渡してくれるヒョンが、ユンギさんだ。


こんなに、カッコよくて、優しいヒョンが、他にいるだろうか。

(いや、います。すみません。あと、3人います。ソクジンさんとホソクさんとナムジュンさん、です。すみません。話の流れで、本当にすみません)


私にとって、ユンギさんは、推しの「恩人」だ。



↑すみません。

余りにも、長文になりそうなので、ここで、区切ることにしました。

次回は、「兵役後の最初のステージ」を、続けて書こうと思います。


本当は、1つのブログにする予定、でした。

何てことだ。うーん。ですが、これが、今の私の精一杯、ということで。

ではでは、失礼いたします。



ご覧いただき、ありがとうございました。


以上です。