小樽の新しい観光名所、【小樽芸術村
】。
家具などのインテリアで有名なニトリホールディングスが、
小樽運河地域に最初にオープンさせたのが2016年7月。
似鳥美術館、旧三井銀行小樽支店、ステンドグラス美術館、
3つの施設から構成されている小樽芸術村。
改修工事、展示場所、料金など色々な変更があり・・・
2018年11月22日に、ルイス・C・ティファニー、ステンドグラスギャラリーが
最後にグランドオープンしたのを待って、行って参りました。
入場料は3館共通券ですと、2000円。ステンドグラス美術館のみですと700円。
共通券購入の場合、割引特典が特定のカード提示で200円割引が受けられます。
詳しくはHPを御覧ください。ちなみに購入後の有効期限はなく、一度に三か所無理な方は、
後日見学でも大丈夫。入場時にスタンプを押すシステムです。
営業時間ですが、11月~4月までは、10時〜16時(水曜休)。
では、ずっと楽しみにしていた【ステンドグラス美術館】へ。
こちらは入場券売り場とミュージアムカフェが、【旧荒田商会】の建物。
奥に進むと【旧高橋倉庫】の建物へと続きます。
音声ガイドの貸し出しは無料。
100円戻りのコインロッカーも少ないですがあります。
館内の写真撮影可能。(フラシュ撮影は禁止)
足を踏み入れた瞬間、目に飛び込んでくる巨大なステンドグラスの数々。
本来は、教会の高い位置の窓にあるので、間近に拝見出来るのは何だか不思議な感じ。
【奇跡の行い】1874年頃・イギリス
この旧高橋倉庫は大正12年、大豆の倉庫として建てられた木造石造り二階建て。
とにかくとても狭い空間に展示されているので、なかなか上手く写真に収めることは難しい。
フレーム内に入れようと後ろに下がったら、そこにも作品という具合でして・・・。
ただ、焦点をある場面に絞るなら最高の距離感ではあります。
スペースが手狭であっても、かつてイギリスの教会で実際に使用されていた作品を、
ここ小樽で観賞できるのは貴重な体験で幸せを感じます。
どれもとても綺麗で、本当に美しい作品ばかりです。
【神とイギリスの栄光】1919年頃・イギリス
この作品は、二階の天井に届きそうなくらいのスケールの規模です。
二階から見下ろして鑑賞しても良いと思います。
最初、音声ガイドを聞きながらでしたが、
ちょっと機器が大きいので、コートのポケットにしまって、
途中からは作品横の説明を読むことにしました。
上の作品の下には、19世紀ヴィクトリア時代の十字架が飾ってあります。
ここは教会ではないので、厳粛な雰囲気とは少し違いますが、
この十字架を見たら、当時の教会にタイムスリップできそうな錯覚に・・・。
【最後の晩餐】
【幼子よ我に来たれ】
教会に飾られているステンドグラスは、
聖書の内容を誰にでもわかりやすく表現されているので、
文字の読めない人にも説明できるのが、素晴らしいです。
この建物には自然光が入ってきませんが、
本物の教会では、差し込む光で美しく輝くのでしょうね。
ここに展示されているのは、19世紀末から20世紀初めにイギリスで制作され
実際に教会で使用されていた約140点ほどだそうです。
【信仰 慈善 希望 】
館内、至る所に椅子がおいてありますので、じっくり観賞したいときには着席。
やはりもう少し建物自体が広ければ、もっとそのスケールの壮大さを感じられる気がします。
それと讃美歌などのBGMが小さくでも流れていれば気分は最高。でも贅沢は言えません。
行ったことのない、イギリスの教会のステンドグラスを蘇らせた似鳥さんに感謝!
顔の表情とか、とてもガラスとは思えない精巧さ。
大変鮮やかなブルーのガラス。
【種まく人】
19世紀末〜20世紀初め イギリス マタイによる福音書13章3節
【昇天】 1890年〜1900年頃 イギリス クレイトン&ベル工房
【我に触れるな】
展示の説明によりますと、復活後のイエスが庭師の姿で、
マグダラのマリアの前に姿を現した場面。天の父なる神に会う前なので、
まだ私に触れてはならないと告げた・・・、という内容を表現しているのだそうです。
白い服を着た二人の御使い
こちらは、随分輝きが近代的な感じ。
まるでLEDライトで作った神戸ルミナリエの作品みたいに見えます。
2階には、ステンドグラスが出来るまでを詳しく説明しているコーナーがあります。
いくつのも工程を経て、あのような作品が出来ていると思うと、気が遠くなります。
本当に驚くほど贅沢な空間です、この小樽運河沿いにあるステンドグラス美術館は。
館内の中央に階段あり。作品は所狭しと展示されています。
限られたスペースに、よくぞこれだけの作品を入れてくれましたね。
ステンドグラスの美を堪能できる美術館。
【慈善】 1903年頃 イギリス クレイトン&ベル工房
マタイによる福音書25章に書かれている内容を現しているそうです。
人がすべき善き行いを描いています。
【天使の祈り】
【聖ヨハネ】
【奇跡の行い】1874年頃・イギリス
盲人の治療で視力の回復と同時に、キリスト教の教えに目を開かせた。
(ヨハネによる福音書第9章1~7節より)左側の解釈。
右側は、寝台に乗せられてきた病人の治療のシーン。
最初の写真と並んで展示したある作品です。
福音史家 聖ヨハネ(左)と聖パウロ(右)
一度にこれほど多くのステンドグラスに触れる機会は、滅多にありません。
700円という、入館料以上の価値ある芸術作品を堪能しました。
こんなに素晴らしい美術館が出来たので、、是非今後も訪れたいと思いました。
また時間を作って、お気に入りのステンドグラス鑑賞にお出かけしたいです。
私の写真では、その素晴らしさが十分に伝わらないと思いますので、
実際に実物をご自分の目でご覧になると、本当に感動されると思います。
小樽へお越しの際には、足を運ばれてはいかがでしょうか?
おすすめのスポットです。