3つの施設から構成されている【小樽芸術村】。
硝子の芸術、【ステンドグラス美術館】を後にし、次は【似鳥美術館 】へ。
【似鳥美術館】は、旧北海道拓殖銀行小樽支店だった建物です。
1923年(大正11年)に建てられた鉄筋コンクリート地下1階地上4階建て。
小樽市指定歴史的建造物第31号として登録されています。
以前は、ホテルヴィブラントオタルとして営業されていました。
こちらの美術館は、すべての階で撮影禁止です。
受付の方おすすめの、4階から下の階への順序で鑑賞しました。
1階受付すぐ奥には、【ルイス・C・ティファニー ステンドグラスギャラリー】があるので、
つい足を止めたくなるのですが、まずはエレベーターで4階へ。
色々な絵画などが展示(88作品)されていますが、室内の照明はかなり暗め。
特に印象に残っているのは、岡本太郎氏の作品。インパクトがあり、よく覚えています。
階段の踊り場のようなところ?に展示されており、一目で岡本氏の作品だとわかりました。
実は今月、関西への旅行に出かけるはずでした。計画は昨年暮れから。
大阪万博記念公園内、【太陽の塔】内部見学を早々と予約し、
楽しみにしていたのですが・・・。
旅先で震災に会わないとも限らないので、今年は断念。
そんな中、思わぬ場所で岡本太郎氏の作品に巡り会えて良かったです。
1階のステンドグラスは、後程じっくりと鑑賞することにして、
地下1階の【アールヌーヴォー・アールデコ グラスギャラリー】を見学。
様々なガラスの作品あり、ランプなどはアンティークな雰囲気たっぷり。
昆虫など、ちょっと苦手なものがガラス作品になっているものは、
少しスピードアップして鑑賞しました。
そして最後に1階の【ルイス・C・ティファニー ステンドグラスギャラリー】へ。
【ステンドグラス美術館】の教会に飾られた作品の技法とは大分異なる印象。
凹凸のある作品もあって、ステンドグラスの奥深さを感じました。
1階は天井高く、2階まで吹き抜けになっている大変味のあるこの建物。
ホテル営業の時に、一度利用してみたかったです。宿泊された方がうらやましいです。
太くて大きいおしゃれな柱が、築95年になる建物をこれからも支えてくれるでしょう。
次は【旧三井銀行小樽支店】へ。
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