甘く危険な香り | 一陽来復

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散歩、ごはん、プラモが至福のひととき

皆さま ご覧いただきありがとうございます。

 

我が家では年末年始や週末は

私が調理担当をいたすことになっております。

(要は あたくしが家にいるときは

めしを作らねばならんのです)

 

随分とこの習慣は続いておりますので

おかげさまで料理のレパートリーは

かなり増えました。

もういつでもお嫁に行けると思っています。

 

子どもたちがまだ小さいころのことです。

 

食事の後にパフェを作らせていました。

・アイスクリーム(前回の記事のことはお忘れください)

・コーンフレーク

・カットフルーツ

・生クリーム

などを用意して盛り付けをさせるのです。

 

そして出来栄えをあたくしが採点します。

 

あるとき長女のグリ子(仮名)が

高得点を狙おうと

年長者の知恵を働かせました。

 

グリ子とポッキー(長男・仮名)は

3歳離れています。

低学年の3つの差は大きいです。

 

グリ子が繰り出した渾身の技は

 

パフェのトップに

アンパンマンの人形のせ😻

 

あたくしはその技に対して

惜しみなく最大限の賛辞を送りましたよ

キャラクターが乗ると

確かにかわいい

 

それをみていたポッキー

ボクも~

と自分の部屋に駆け込んでいって

なにやらゴソゴソと・・・

 

やがて戻ってきた

その手に握っていたものを見て

あたくし言葉を失いました・・・

 

む・・・・・ムシキング

(しかもクワガタ系)

 

ポッキーは嬉々としてそれを自分の作品に

乗っけはじめました。しかも何体も。

 

パフェの上にじゃんじゃん

黒い物体が乗っけられてゆきます

なんという衝撃的な絵なのでしょう

 

これはどう見ても

やばたにえん~ 

食べ物に アレ が群がっている

ようにしか見えない

 

グリ子とポッキーのふたり

どっちが勝ったかと

詰め寄ってきます

 

あたくしの裁定

・・・今日は引き分け~

 

甘く危険なパフェの戦いでした