三河もん物語 おれはベンジョンソン | 一陽来復

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散歩、ごはん、プラモが至福のひととき

皆さま ご覧いただきありがとうございます。

 

本日は三河もん物語をお送りします。

 

仮住まいで野生の猫パンチを食らってから

さらに臆病になったあたくし。

 

近所には同学年の子どもが

結構いたのです。

今思えば不思議なことです。

 

近所の子どもたちは田舎育ちですから

皆わんぱく。

 

ある日よく吠える犬のいる家の

庭に入り込み

その犬に誰かがちょっかいを

出そうとしたのです。

あたくしは臆病なものですから

遠くの木陰から

やめといたほうがいいよ~

と声をかけ

その場を離れました。

 

がるる・・・うぉんうぉん

 

うわ~ ぎゃー 

 

振り返ると

わんぱくたちが叫び声をあげて

顔をひきつらせ、こちらに向かって

すごい勢いで走ってきます

 

あっという間に

目の前を通りすぎていったあとに

あたくしの視界に飛び込んできたのは・・・

 

鎖につながれているはずの
ドーベルマン(こどもにはそう見えた)が
ベロをだらりと垂らしながら
追っかけてきた姿。

 

ひいいいいい~

 

必死で逃げました。

 

お尻のすぐ近くで

ドーベルマンがうぉんうぉんと咆哮してます

 

お尻噛まれるっ

そう思ったとき

 

火事場の馬鹿力というのでしょうか

マシンハヤブサのV3エンジンを

フルスロットルにした時のような

(古っ)

速さでなんと・・・振り切ったのです。

 

かけっこが苦手なあたくしにとっては

信じられない出来事でした。

(犬が途中で気が済んだという説も)

 

恐怖でちびってしまいました

 

ベン ジョンソンならぬ

ション ベン ソン 

世界ちん記録達成~

 

おあとがよろしいようで