田沼家7代 田沼意留 | 墓守たちが夢のあと

墓守たちが夢のあと

歴史に名を残した人物の墓所データベースです。

田沼家累代の墓

 遠江相良藩2代藩主(田沼家7代)田沼意留(おきとめ)は、初代藩主・田沼意正の長男です。
 文政2年(1819)には従五位下備前守に叙任され、天保7年(1836)に父の隠居にともない家督を相続しますが、当時は天保の大飢饉による凶作で領内でも多数の餓死者を出すなど藩の運営は大変な時期だったようです。

イメージ 1
法名

 藩主在任期間はわずか4年で、天保11年(1840)に家督を嫡男の意尊に譲り隠居。楽山と号し、文久元年(1861)9月17日に亡くなっています。
 勝林寺の「田沼家累代」の墓では、意正の法名は下段の右から四列目にあります。


勝林寺:豊島区駒込7-4-14