Mintの喫茶探訪記 -18ページ目

Mintの喫茶探訪記

お茶すること、食べること、旅すること等々、綴っています。

オーストラリアもいいけど、オーストリアも気になる。


憧れの街ウィーンとクリムトの絵。
この映画の公開を心待にしていました。





戦時中にナチスに略奪された大好きな伯母アデーレの肖像画を取り戻すべく、国家を相手に裁判を起こしたひとりの老女と若手弁護士。

とても見応えがありました。

戦争の狂気は想像を絶するものがあるし、
人間の連帯感というのは、
悪に連鎖してしまうと本当に恐ろしいと思いました。
迫害から逃れるシーン、怖かったー。


大切なものを守るため気丈にふるまうマリアさん。強くあろうとする姿が素晴らしい。
弁護士のスピーチもよかった。
まだ最近の出来事なんですね。





映画館の入り口にあったアデーレさんの絵。

うっとり。

この絵は今ニューヨークにあるそうです。



わたしが見たい絵は国外不出だからウィーンに行かないと見れないらしいのです。
行けるかな~。行きたいなーと思いながら、コラボドリンクを飲むジュース



薔薇の香りがするジンジャーエールでした。









DVDで観賞しました。

大好きなミア・ワシコウスカがでてるのとオーストラリアの大地が見たくて。


70年代にラクダ4頭と愛犬を連れて一人でオーストラリアの砂漠を横断した女性の実話を映画化。


ひたすら砂漠の大地をミワちゃんがひたすら歩く歩く。
とても過酷な旅だけど、オーストラリアの壮大な自然の景色が息をのむほど美しかったです。
これ、映画館行けばよかった。大スクリーンで見たかったです。

ジェーン・エアでは華奢で可憐な印象だったミワちゃんが、砂漠で埃まみれ&日焼けでお肌はボロボロ。だけど美しい。
逞しさと繊細さを併せ持っている感じがよかった。


砂漠のベージュと空や海のブルーのコントラスト、オレンジ色の大地が本当に美しい。
「ジェーン・エア」でも荒涼とした大地の風景が美しかったけど、それにも似た詩的な美しさがある映像でした。


そして、ラクダって癒し系動物かと思ったら、鳴き声迫力ありすぎキョロキョロ



この映画みたいに過酷な旅はできないし、したいと思わないけど、
「スマホを捨て、旅へ出よ!」って気分になってしまいました🐫🐫🐫🐫
あ、でも実際のところGoogleマップは旅で役にたつか。






オーストラリアは、わたしにとって思い出の地です。
若かりし頃にブリズベンという街にホームステイしました。
一人で初めての海外、初めての飛行機でガチガチに緊張しながら行った覚えがあります。


人が旅を決意する理由って、何だろう…。

今感じる閉塞感から脱出したい思いだったり、
何かが足りないという欠乏感だったり、
自分を変えたいという思いだったり、
そういった負の感情が原動力になることもあるし、
ただ単純に「そこに行きたいから、魅かれるから行く」というシンプルな理由もあるのかな。


その当時のことを色々回想してしまいました。おっかなびっくりだったけど楽しかったな。


懐かしくなり、
いつかまたオーストラリア再訪できたらいいなぁなんて、アナザースカイ的な妄想が止まらない…。(←いけない癖)












春、
いつもの道を外れて、
どこかの町に道草をするとき、
もしそこに、
〈うす灯〉という骨董屋があったなら、
はいってみるといい。
あなたが〈愛〉に迷っている人なら、
きっと何かを見つけるだろう。
店の主人は長いこと、
あなたがくるのを待っている・・・・。




これは、わたしが中学生か高校生くらいだった頃に読んで好きだった本の序文です。
図書館にこもってよく読んでました。


うす灯(あかり) (偕成社コレクション)/偕成社

¥1,258
Amazon.co.jp


どこかの路地裏に、忽然と現れる骨董屋「うす灯」。
セルロイド眼鏡をかけた店主とともに待ってるのは「愛」に迷ったひとたちに必要な品物たち。
7つの短編集です。


まぁ、こう言葉にすると
なんともメルヘンチックで乙女全開な感じがしてちょっと、は、恥ずかし…(//∇//)

ちゃんと甘さと苦さが描かれていて、
児童書にジャンルされてますが、
大人になっても楽しめる童話だと思ってまして。


ひさしぶりに、読もうと図書館で借りてきました。
自分の手元に置いておきたい1冊ですが、残念なことにすでに絶版。
中古品はバカ高い値段になってて、もはやこの本がアンティークになってます(*_*)


赤いタイプライター、年代物の鞄、セルロイドの靴箱、ワイン……


それぞれのお話に、キーとなる品物があるのですが、
その中で、青い造花の薔薇が登場する
「お茶を飲んで、そして・・・」という 物語があります。


舞台は外国。
ジゴロ暮らしの青年。
売れない占い師だった父親の遺言
「誕生日に胸に青い薔薇を飾ってカフェで過ごしてごらん。すばらしい遺産を手に入れるだろう。」
当たるはずないと思いつつつ、
青年は毎年バラを胸にカフェにすわる。
ただ、青い薔薇なんて存在しないから、黄色やピンクや赤のバラで赤薔薇
でも、何も起こらなかった。

そして30歳を向かえる誕生日の日、
骨董屋「うす灯」が現れて青年は青い造花の薔薇を手にいれる。
いつものカフェに座ると目の前にひとりの老女が現れて・・・

自分の人生も人との関係も「ニセモノ」と思っていた青年は、
老女と過ごしお金では買えない穏やかな愛を知るというお話。


ちょっとディケンズ『クリスマス・キャロル』の変化球版って感じもする。


で、
この物語のなかで、
老女と青年がダンスをしている挿し絵があるんですね。

あー、やっぱそうか!と。
堅さまの「君の鼓動は~」のMVを見てから、おばあさんとのダンスシーンに何故か既視感を覚えてたんだけど、
この本の記憶が原因だったのかと、
再読してスッキリしました。

きっと、この本とMVを結びつけてガッテンしてる人間は世界で私しかいないと思いますが(≧∇≦)
大好きなもの同士がリンクして勝手に嬉しがってます。
だからこの歌も特別感、増す~💃





で、
話しは戻って。

この青い薔薇。


花言葉に注目目


以前は、青い薔薇って存在してなかったから、

「不可能」「あり得ない」


でも現在はサントリーが青い薔薇の開発に成功したことから、

「奇跡」「神の祝福」「夢叶う」



こんなにネガとポジがくるりと反転した花言葉も、他にないんじゃないかな~?
ちょっと面白いと感じたので、
記してみました。


↓サントリーのページも面白いです。
青いバラの伝説 | SUNTORY blue rose APPLAUSE™

きっと、いいお値段なんだろな~花束


「奇跡」って、
めったにないことだから
「奇跡」なんだろうな。


クリスマス前の今の時期、ふと読みたくなる1冊です。




そういえば、原さんが小津監督に供えた一輪の薔薇は、何色だったのかな。