Mintの喫茶探訪記 -19ページ目

Mintの喫茶探訪記

お茶すること、食べること、旅すること等々、綴っています。

昨日は原節子さん追悼番組でBSプレミアムで「東京物語」がやってました。

小津映画初めてみましたが、あれ?この映画なんか見たことあるような?と思ったら、過去に山田洋次監督のリメイク版のほうを見ていたのか。


原節子さんの別嬪さんぷりに、うっとり…好

爺婆フェチのわたしは、老夫婦の寂しげな背中とか会話とかにもぐっときてしまいましたわ。
「家族のエゴ」は、今の時代にも通じるものがある気がするし、
なにげない会話のやりとりだけど、
「ありがとう」「さようなら」や、「うん」「ええ」等の相槌の使い方が、素敵でした。




さらにもっと見たくなり
YouTubeで「麦秋」があったので見る。
適齢期過ぎてもあまり結婚に興味がない娘と、早く嫁に行ってほしいと気を揉む家族の物語。
結婚組と独身組のガールズトークなんて、
今でもあるある~な感じですし、
高くても美味しいケーキ食べたいところとか、
いつの時代も変わらぬ女性の共通点発見しながら、テーマ的にも親近感沸きながら見ました。


「千年女優」というアニメーション映画が原節子さんがモデルということを知り。
「千年女優」は公開当時に映画館見に行ったことあって、
すごく面白かった記憶があります。
https://youtu.be/6uVsPRu_lV0

映画の中でのフィクションと現実、過去・現在・未来が縦横無尽に交差していて。
また見たくなりました。



それにしても、
原節子さん美しいなぁ。
「麦秋」では仕草も可愛らしかった。

って、完全にオッサン目線波平
もぅ年々わたしの中のオッサンが確実に育ってきてる気がするなぁ…( ̄▽ ̄;)



今回のニュースで知りましたが、
原さん、あんなに別嬪さんなのにずっと独身でいらっしゃったんですね。
小津さんの命日には墓前に一輪のバラを供え続けてたという伝説があるそうです。
どんな思いでいらっしゃったのか、知る由もありませんが、
思いを馳せせずにはいられない週末となりました。






録りためていた「孤独のグルメ」。
松重さん、本当に美味しそうに食べますよね。


台湾編を見ていたら、無性に台湾っぽいものが食べたくなって、今夜はルーローハン(魯肉飯)をつくる。




パクチーのせて。
お供は、やっぱり空心菜炒め🎵
気分だけ、台湾。































もぅ何年も前だけど、たまき様がきっかけで見始めた「日曜美術館」。
キャスターつとめてたのって1999年なんだぁ。


今の井浦さんと伊東アナのコンビも好きで
すが、時々見ます。

先月、詩人まど・みちおさんの特集で
谷川俊太郎さんが出演されていて
そのお話が面白すぎた。


↓YouTubeにあった。
日曜美術館「まど・みちおの秘密の絵」  



まどさんは詩人だけど、
秘かに絵を独学で描いていたそうで。


童謡の「ぞうさんゾウ」で知られるような優しく明るい世界からは想像つかないような、
一面を暗く塗り潰したような抽象画。
混沌とか激しささえも感じる不思議な絵。



↓以下、谷川さん談。
 
まどさんに限らず…
クリエイターには、
絵描きでも音楽家でも小説家でも、
ダークサイドがないと本当にきれいな美しいもの、明るいものは作れないと思うのね。

まどさんの『言葉』は蓮の花の部分
絵』は泥の中の部分

絵を描くことで解放されて、また詩に戻っていった。


わたしたち『言葉の人』ほど、言葉の限界にぶちあたることがある。
受けとるものに対し1割も表現できてない。
言葉をチャチと言うまどさんに100%共感できる。

みんな言葉に捕らわれすぎちゃって、生の現実を捉えられてないのよ。


まどさんは、言葉以前の『存在』に迫りたかったひと。詩でも絵でもね。



「言葉は不完全」と言いながら
さらりと、飄々と、
核心をつくハッとさせられる深い言葉を
次々に連投してくる谷川さんは
やはり言葉の偉人だわおねがい




「言葉にならない感動」が、
ぼんっと心に飛び込んでくる体験と、
それを言葉にしようとしたとたん、
なんか違う、嘘になってしまう、
ような感覚になったことは確かにあるなぁ。

こうして書いてる今も、
なんか本来のこととずれてきちゃってるんだよなぁ、とか。

ぐるぐるもやもや





言葉って、、、不思議。

宝物にもなるし、
凶器にもなるし、
薬にも毒にもならない時もある。



まどさんも谷川さんも、
『言葉の巨人』たちは、
そんな感覚を通り越して
言葉の向こうにあるものを見つめてるんだなぁ。

なんて、言葉をめぐって、
答えがでないことを
ぼんやり考える休日。







まどさんの画集を図書館でかりてみました。

まど・みちお画集 とおい ところ/新潮社

¥3,456
Amazon.co.jp


まどさんの絵も詩も
とおいとおい宇宙につながってるような感じがした。

詩は濾過され浄化された部分。
絵は混沌としたままの部分。

どっちも、まどさん自身。