明日から3月ですね。
そんな春の訪れに相応しい色を
今日は紹介したいと思います。
若菜色(わかないろ)
若菜色は
春に芽吹いたばかりの若菜のような
やわらかく、明るく
ほんのり黄みを含んだ淡い緑色です。
萌黄色よりもやさしく
萌葱色よりもずっと淡くて
はじまりを感じさせる
フレッシュな緑色です。
透明感がある明るく淡い黄緑は
生命のエネルギーを感じさせる
柔らかく、優しい印象です。
自然界でいうと
芽吹いたばかりの草や
やわらかな新芽や
春の日差しを浴びる若葉など
まさに「生まれたての緑」です。
冬を超えて芽吹く色なので
「もう一度やり直せる」
そんなイメージを持っていると
思いませんか?!![]()
若菜色は、平安〜江戸時代にかけて
衣装の襲の色目(かさねのいろめ)にも
取り入れられました。
春の装束として
清らかさ・若さ・希望を象徴する色
和歌の世界では
“恋のはじまり”や“心のときめき”を
重ねられることも・・・。
若菜色が重なったあの柔らかい色合わせ
まさに春の気配そのものですよね。
平安の人たちって
本当に色の詩人だと思います。
派手じゃないのに
重ねることで季節や心情を語るなんて
粋すぎます![]()
襲の色目(かさねのいろめ)


