手痛い失恋をしてから丸一年が経った。
まだふと思い出す。
ま…失恋はそんなもんだろう。と思う。
思い出すことはあっても、もう心は前ほど辛くはならない。
なんであんなに好きだったんだろう…とまでは性格的に達観できぬが、『好きだったなぁ』と過去形になっている。
失恋は心のケガだという。
ケガをしたら安静にし、薬を塗り、包帯を巻いて傷を癒す。
そして…時間が経つにつれ、だんだん快方に向かっていく。
物理的なケガとまさしく同じ理屈である。
『時間薬』とはよく言ったものだ。
またいつか、会いたいな…と思う。
10年後でいい。
20年先でいい。
一目会えたら…と思う。
来年の今頃、私は同じことを言っているんだろうか。
『一目会えたら』
と、まだ思っているんだろうか。
『ああ～いたね。そんな人
』
と、もしかしたらそう言っているかもしれない。
(ドラえもん氏は今、そんな感じ)
『一目会えたら』
と変わらず思っているかもしれない。
どっちでも構わないが。。。。。。
とにかく来年も、今年と変わらず美しい桜を愛でれますように
※最近『来年は好きな人と…』というよりも『まずは健康で。』『まずは何事もなく変わらず。』という気持ちの方が断然先立ってしまう私…
歳を取るってこういうことなのね…