ドキドキをありがとう。 | バツイチ独身・四十路女のブログ♡

バツイチ独身・四十路女のブログ♡

人生山あり谷あり。
酒と煙草をこよなく愛し、毎日を元気に生きる。
そんな女の赤裸々な日常をお届けします。

いろんな殿とお会いして思う。


どんな方とお会いしても、やはり初見はドキドキする。

緊張するものである。

出会いは一期一会。

恋愛関係に発展せずとも、たった1度、お茶やランチを共にした…というだけでも、それは何かのご縁であるのだろう。



釣り好き殿はきちんとお断りした。

察して頂けず、結局

『他に良い人を見つけてください。』

とはっきり告げた。


『最後に僕のどこがダメだったのか教えてほしいです。』


と言われたが、男女というのは少なくとも私の中では理屈ではない。

イケメンであったりお金持ちだから、また会いたい…となるわけではないし、○○だからNG!というわけでもない。

決して言葉にできるようなモノではないのだ。


今までお会いした方は皆、良い人なのは分かっておる。私がお断りした場合の人も、また、逆の人も。

そして…男も女も皆、最初は良い人を演ずることも互いに織り込み済みであり、余程変な人は大体メッセージで分かる。


なので釣り好き殿に『どこがダメだったのか』と問われても返す言葉がなかった。

強いていえば、『良い人だから』の一言である。


私の場合、良い人だから=好きになれる。


ではない。

良い人だからゆえ『良い人だな~』で、そこから先に気持ちがいかない。


良い人=好きラブ


になれる婦女子もたくさんおられると思う。

そうなれないのが私の恋活における最大の難点であり、弱点なのだ。



私の場合、ドキドキしないと好きにはなれない。

好きだからドキドキするのかもしれないし、順番は定かではないが…とにかく『ドキドキ』できない殿方と会っていても心がどうしても動かないのだ。



ハイソはドキドキしていた。

彼は私に一世一代のドキドキをくれた。

緊張のドキドキではなく(初見はもちろんそれもあったが)LINEひとつにせよ何にせよ、彼と関わっていたらとにかくドキドキが止まらず、会っていたら心臓が溶けそうなくらいのドキドキだった。



あの時ほどのドキドキはきっともうないであろうし、それをもう求めてもいない。

あれは私の中で異常事態だった。

めちゃくちゃイケメンであったわけでもなければ、私より背も低く、ものすごく何かに特化していたわけでもない。

大変失礼だが、世の経営者と呼ばれる男性にはもっともっと素敵な人はごまんといるであろう。

(私がそのような男性に好かれることは万に一つもないであろうが、一般論としてね。)



なぜあんなにも会う前から、会った後も、延々にドキドキし続けていたのか…いまだに自分自身でもあの時の気持ちに関しては説明がつかないまんまでいる。とにかく私の中で、初めてに近い感情だった。

学生時代にも経験したことのないトキメキだった。



○○だったから。



と、理論立てて説明できないのが歯痒いのだが、あれは紛れもなく『恋』だったのだろう。



彼に対し、時が経ってみて思う。

前を向いているからこそ思う。

いろんな殿と会ってみて思う。





『私に一世一代のドキドキをくれて、ありがとう。』





と。




恋愛で泣いたことは数あれど、四十路半ばにしてあれだけ殿方にドキドキできたことは実はものすごく貴重で、稀有な経験だったのかもしれないな…と、真面目に思う今日この頃。



あんなドキドキはもうないだろうし、人生で1度で充分おねがい



だから『良い人だし、ちょぴっとドキドキ飛び出すハート』くらいの殿が現れてくれたら良いな…ラブラブ







。。。。つーかそれが実は、一番難しいんだけどな滝汗滝汗