地域によっては現在小流行している、水ぼうそう(水疱瘡・水痘)。今日はその治療と家庭でのケアについてです。

治療は?

 プール熱やヘルパンギーナのような多くのウイルス性の病気と違い、水ぼうそうには抗ウイルス薬(アシクロビル・商品名ゾビラックス)があります。原因となるウイルスそのものに対応する薬で、発症から2日(48時間)以内に飲めば症状を軽く抑えることができます
 また、かゆみのある発疹に対してはかゆみ止めの薬(飲み薬・塗り薬)が処方されます。以前は「カチリ」と呼ばれる白い塗り薬が処方されていましたが、刺激の強い成分を含んでいて逆に良くない場合があるということで最近では処方されないことも多いようです。

家庭でのケアは?

 発疹はかゆみが強いですが、掻きむしって掻き壊してしまうとそこに細菌が感染して「とびひ」のようになってしまうことがあります。爪を短く切ってあげ、できるだけ掻き壊さないよう注意しましょう。
 熱はあまり上がらない傾向にある病気なのでかかっても元気なことも多いのですが、発疹がかさぶたになるまでは安静に(幼稚園や保育園、学校などはかさぶたになるまで出席停止となります)。口の中にまで発疹ができると食欲が落ちることもあるのでその場合はしみない、消化の良いものを食べさせてあげましょう。
 原因の項でも述べましたが、感染力が非常に強い病気なのできょうだいがいれば感染はまず免れません。潜伏期間は約2週間で、発疹の出る1~2日前から他人に感染させる可能性があります。きょうだいがかかったら、潜伏期間の終わり頃には同年代の子どもが集まる場所への外出を控えるなども考えて良いかも知れません(潜伏期間にはやや幅があるので、判断が難しいですが)。

 水ぼうそうには予防接種があり、感染を防ぐほか、既に感染した子どもと接触があった場合でも72時間以内に接種できれば効果があります。
 次回はこの予防接種について詳しくお伝えします。
 幼稚園、保育園などで水ぼうそう(水疱瘡・水痘)が流行していませんか?感染力の強い病気ですので、集団生活の場でいったん流行り出すとあっという間に拡がります。
 今日はこの水ぼうそうについてお話ししましょう。

どんな症状?

 特徴は何と言っても強いかゆみを伴う発疹です。まず赤い米粒くらいの発疹がぽつぽつと出始め、半日~一日で全身に広がります。その後発疹は水を持った水疱へと変化し、1~2日で膿のような白っぽい液の入った水疱に変わります。
 発疹は最初は胸やおなかなどに出始めますが、最終的に手のひら足の裏、髪の毛の中や陰部にまでも広がっていきます。そして3~4日するとかさぶたになり、かゆみも治まります。
 熱は出ることもあれば出ないこともあります。出る場合は発疹とほぼ同時に出ます。

原因は?
 水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスの感染によるものです。飛沫感染(くしゃみや咳などで飛び散った唾液などからの感染)と空気感染(病原体がごく小さな粒子になって空気に漂いそれを吸い込むことによる感染)が主な感染経路となります。
 非常に感染力の強い病気で、きょうだいの誰か一人がかかればほぼ間違いなくほかのきょうだいにもうつってしまいます。同じ家庭にいて感染を防ぐのは難しいです。

 明日は(2)治療法と家庭でのケアについてお伝えする予定です。
 すり傷の手当て。「早く、痛くなく治す最新の方法」は「水道水で傷を洗い、消毒はせずに、ハイドロコロイド材の絆創膏を貼る」でしたね。しかし一枚あたり100円を超えることもある高価な絆創膏を買うことにためらいを覚えるお母さんもいるのでは。
 そこで今日は、家庭にある物を使って同じような効果が得られる方法をお教えします!

 まず前回の記事1.を実行してください。そして

2-B
1.食品用ラップを用意する
 ポリエチレン製のラップを用意しましょう。おそらくほとんどのご家庭にあるであろう、食品を包む透明のあのラップです。サ○ンラップとかク○ラップとかそういうものです。

2.ラップを傷より少し大きめに切って、傷を覆い、周囲を絆創膏などで固定する
 あれば白色ワセリンをラップに塗って貼ると痛みがより早くなくなるそうです。

3.その上を包帯で巻く
 浸出液が多ければガーゼを当ててその上から包帯を。

4.夏場は一日2回以上、冬場は一日1回取り替える
 夏場の回数が多いのはあせもができるのを防ぐためです。取り替えの際には傷の周辺をよく洗いましょう。傷そのものは水道水で流します。

5.ピンクでつるつるの皮膚ができ、浸出液が出なくなれば完了
 もうラップを貼る必要はありませんが、3ヶ月程度は紫外線を避けた方が良いようです。

 いかがです?簡単でしょう?

 先日ミントがまた派手に転んで(しかも火曜の朝に転んで擦りむいて、傷が落ち着いたと思った木曜の朝にまた同じ所で転んで同じ箇所を擦りむいて、傷が上書きされてひどいことに…汗すり傷が出来たのでこれを試してみました。
 「これ、膿なんじゃないの?」って感じの黄色い何かは結構ドキドキしますガーン。ラップで覆っただけですから、完全防水ではないのでお風呂に入るとそれなりにしみたりもするようです。
 ですが、怪我から5日目にその黄色い何かがつるりと取れると、すり傷だった所はピンク色の皮膚キラキラ生まれ変わっていました。汁みたいなのも一切出ていません。
 ミントの場合はまた転んでせっかくできた皮膚を擦りむいてはたまらんとその後もしばらく一般の絆創膏でカバーしたりしていましたが、普通だったらもう大丈夫だったでしょう。ただ、元々皮膚があまり丈夫な方ではないので傷周囲にかぶれは多少でき、それを掻きむしったのが新たな傷になったのが難点でしたが…あせる
 それでも結果は悪くなかったと思います。

 興味を持たれた方はぜひ一度ご家族やご自身のすり傷でお試しください。