子どもってよくすり傷を作りますよね。
 特に娘ミントは幼稚園に入園してからというもの生傷が絶えなくなりました。元々よく転ぶ方なので(母親(自分)に似て運動神経が鈍いのかも…)歩き始めてからずっと、女の子だけどパンツルックか、スカートのときは必ずスパッツ・タイツなどを穿かせてひざをガードしていたんです。
 ところが入園した幼稚園の制服はワンピース。微妙に?お嬢様幼稚園なので登降園時の服装規定が想像以上に厳しく、靴下やオーバーパンツまで指定があるのでタイツなども穿けません。それで転べばひざがずたぼろ…。

 今回はそんなすり傷の手当についてご紹介しましょう。

1.水道水で洗う
 …基本ですね。でもここで細かい砂などが傷口に残っていると後の処置に差し支えたり、いずれ痕が残ったりしますから、よく洗い流すようにします。ちょっと痛くてもがまんがまん。

 で、この後「消毒をする」という方が多いのではないかと思うのですが、最新の手当てをするには消毒はNG!
 
2-A.水分を拭き取り、ハイドロコロイド材の絆創膏(商品名:キズパワーパッド、クイックパッドなど)を貼る。
 傷を水で洗ったらこれらの絆創膏で傷をぴったり覆って、傷からしみ出てくる液を保持した方が傷は速く、痛くなく治るのだそうです。
 「消毒して」「乾かす」という昔の常識は間違っていたということですね。特に乾くと痛みが強くなるそう。

 ただ、この絆創膏、値段が高い!!絆創膏1枚あたり100円を超えます。
 ミントに買おうとして、薬局の棚の前で考え込んでしまいました…。同じような経験を持つお母さん、いませんか?

 そこで明日は家庭にある物でこれと近い効果が得られる手当ての方法をご案内します!
 すり傷多数のお子さんを持つお母さん、必見!?
 ちょうど今頃の季節に流行する夏かぜの一種、「ヘルパンギーナ」。
 今日はその治療と家庭でのケアについてです。

治療は?

 ヘルパンギーナはウイルスが原因の病気です。ウイルスを退治して根本的に治す薬はありません(抗生物質は細菌感染には効きますがウイルスには効きません)。
 従って治療は対症療法、すなわち個々の症状を軽減させることとなります。特にのどの痛みが強い病気なので、その鎮痛目的で解熱鎮痛剤が処方されることがあります。

家庭でのケアは?

 プール熱の項でも書きましたが、のどの痛みから水分が取れないことがあるので脱水症状には気をつけましょう白湯、麦茶、乳幼児用イオン飲料などをこまめに飲ませて。赤ちゃんでほ乳瓶を嫌がったら、スプーンで一口ずつ与えてみます。どうやってもまったく飲み物を受け付けない、吐いてしまうなどの場合は速やかに病院へ点滴で水分補給を受けます。
 食事・離乳食ものどごしの良い物を。豆腐、ゼリー・プリンなど(ゼリーは強い酸味がない物を!)や、食欲があればおかゆなど。

その他
 ヘルパンギーナはプール熱と違い、かかっても出席停止には原則としてなりません。(学校保健法では「条件によっては出席停止の措置が必要と考えられる伝染病」とされていて、流行の程度によっては出席停止の措置が執られることもありますが。)熱など主要な症状が治まれば登校・登園は可能です。
 しかし症状が治まってもウイルスはしばらく便に排泄され、それが感染源になり得るので周囲の人は手洗いうがいを励行しましょう。


 娘ミントは昨年夏3歳にしてこのヘルパンギーナにかかりました。発症2日目までは38.5℃くらいの熱が続き、普段は熱が出ても比較的元気な方なのですが珍しくぐったりとしていました。嘔吐もあり。かかった小児科では、熱のせいではないかと言われましたが、のどの痛みのせいだったのか真相は分かりません。
 3日目には熱も37℃台に下がってきて快方に向かいました。普段の食欲も出てきたみたい。そこで旬だし、さっぱりするかとトマトを与えてみるとばくばく食べてしばらくして
 「…いたい…しょぼん
 あっ、のどにしみたのか…汗
 ヘルパンギーナの時はトマトは禁止…。(ついでに柑橘類も。季節柄すいかとか酸味がなくて良いかもしれません)
 今日はプール熱と並ぶ夏かぜの代表格である「ヘルパンギーナ」についてです。

どんな症状?
 突然の高熱(38~40℃)と、それに続いてのどの奥が赤くなり水疱(水ぶくれ)が数個~十数個できるのが特徴です。
 水ぶくれは最初直径1~2mmほどですが、やがて4mm前後にまで大きくなり、潰れて黄色い潰瘍(ただれ)になります。これがひどくしみるために、唾液を飲み込むことができなくなりよだれが増えたり、場合によっては吐いてしまったりすることも。
 熱は2~4日程度で下がり、それに2~3日遅れてのどの潰瘍も治ります。
 夏かぜとして知られ、夏と秋に流行します。特に6~7月にかけて流行のピークが見られます。
 かかる子どもの年齢は4歳以下が多く、特に1歳代が多い傾向があります。

原因は?

 主にコクサッキーウイルスというウイルスです。しかし他にもヘルパンギーナの症状を起こす原因となるウイルスが複数あるため、一度かかってもまたかかってしまうことがあります。インフルエンザと似ていますね。
 飛沫感染しますので、かかっている子どものくしゃみやせき、なめたおもちゃを共有するなどは感染の原因に。気をつけましょう。

 明日は(2)治療法と家庭でのケア、その他についてお伝えします。