昨日の日食は東京でも雲の切れ間からちらちらと見られたらしいですね。すっかり諦めてたから見なかった…残念しょぼん
 このところお天気があまり良くなくて、せっかく夏休みのお子さん達もプールなど水遊びはお預けかもしれませんね。ところで、「プールで耳に水が入って中耳炎になった!」と言っている人はいませんか?それ、実は勘違いかも知れません。今日は「中耳炎」についてお話ししましょう。

症状は?
 急性中耳炎の場合、ズキズキとした耳の痛みが特徴です。耳の詰まった感じもあります。子どもでは、38℃前後の発熱を伴うことも。
 急性中耳炎に対して適切な治療をせず放置していると慢性中耳炎滲出性中耳炎になることがあります。こちらは耳だれが出たり(慢性中耳炎)、耳の詰まった感じがしたり(滲出性中耳炎)、聞こえが悪くなったりしたりしますが、痛みはほとんどありません。そのため子どもがかかった場合親が気づきにくいので注意が必要です。

原因は?
 耳の内側にある「中耳」という部分に細菌が侵入して起こります。中耳は耳管という管で鼻やのどとつながっていますが、風邪などを引いて鼻・のどに起こった感染の原因菌が耳管を通じて中耳に侵入してくるのです。風邪を引いた後に中耳炎になることがあるのはこのためです。鼻をすするのも原因となり得ます。
 乳幼児ではこの耳管が太く短く水平に近いので大人よりも細菌が侵入しやすく、従って中耳炎になりやすいです。
 一方、中耳は鼓膜で外耳(耳の外側につながる道)とは隔てられていますので、通常耳に水が入っただけでは中耳炎にはなりません。例外として鼓膜に穴が開いている場合は外からの感染ということもあり得ますが、稀です。

 明日は中耳炎治療とケアについてお伝えする予定です。
 今日から妊娠37週、いよいよ本当にいつ産まれてもおかしくない妊婦のmint-momです。今日の健診でも、赤ちゃんの大きさも十分(推定2700g)だしいつでも大丈夫と太鼓判を…でもまだ入院準備が~!赤ちゃんは大丈夫でも自分がダメですあせる
 そして今日は日食が見られるとのことでしたが、東京ではあいにくの空模様で全く何も見られませんでした…しょぼん
 それでも日食にちなんで?今日は太陽によるやけど、日焼けのお話です。(今日の東京みたいなお天気ならまず心配はありませんが…)

症状は?
 日焼け太陽光(紫外線)による一種のやけどで、当たっていた皮膚が赤くなったり、ひりひりと痛んだりします。ひどいものでは水ぶくれになってひどく痛み、発熱することもあります。

ケアは?
 やけどと同じで、基本的には冷やします冷たい水を含ませたコットン、タオルなどで湿布すると良いでしょう。これで症状がある程度治まれば問題ありません。水などを飲んで内側からも水分を補給するのを忘れずに。
 水疱が多数できたり、発熱など全身症状がある場合は医療機関(皮膚科)を受診するのがベター。抗炎症薬や、水疱が破れた部分からの感染を防ぐための抗生物質が入った軟膏などを処方されることがあります。

日焼けしないために

 基本的には日光を避けることです。最も紫外線の強くなる正午前後2時間にはできるだけ外出や外遊び(特に水遊びは要注意。水は基本的に紫外線を通しますので、水に入っていても日焼けします)を避けます。
 外出する場合は帽子をかぶる、長袖の洋服を着る、日焼け止めを塗るなどして紫外線を防ぎましょう。「子どもは真っ黒に日焼けするくらいが健康的」などと言ったりしますが、強い紫外線を浴び続けると将来皮膚癌になる心配もあります。また個人差で紫外線に弱い皮膚の場合もありますから、一概に子どもだから日焼け対策は必要ないとは言えません。
 蚊に刺されるのって嫌なものです。後々までかゆいし…。まして子どもや赤ちゃんだと腫れ上がってしまったりしたことはありませんか?
 今日は虫、主に蚊に刺されたときの対処法と刺されないための知恵をお教えします。

蚊に刺されたらなぜかゆい?
 まず、蚊に刺されるとなぜかゆいのかご存じですか?実はアレルギー反応なんです。
 蚊は人の血を吸うときに、唾液を送り込んできます(想像すると…ガーン)。この唾液には刺した時の痛みを感じさせない麻酔作用や血を空気に触れても固まりにくくする作用などを持つ成分が含まれていますが、これがアレルギー反応を引き起こすのです。 
 アレルギー反応の強さには個人差があります。刺されると大きく腫れてしまう人とそうでもない人がいますね。
 また、アレルギー反応には二種類あり、刺された直後に赤くなったりかゆくなったりする即時型反応と、1日以上経ってから赤くなったりかゆくなったり腫れたり水ぶくれができたりする遅延型反応があります。
 特に乳幼児では遅延型反応だけが強く出る、つまり赤ちゃんは刺された次の日以降に大きく腫れ上がったりするので要注意です。
 ちなみにその後幼児~青年期には即時型反応と遅延型反応が両方出るようになり、中年以降には即時型反応しか出なくなり、老年期には両方出なくなるんだとか…。(※個人差があります)

対処法は
 症状が軽ければ市販の虫さされ薬を塗ります。刺されたらなるべくすぐ、ステロイドが配合されたものを塗るのが効果的のようです。
 大きく腫れ上がってしまったような場合はステロイド外用薬(市販の物より強い)が必要ですので、皮膚科を受診しましょう。症状が重ければ抗ヒスタミン薬やステロイド薬の内服が必要になることもあります。

蚊に刺されないために
 虫除け剤もいいのですが、赤ちゃんや子どもの肌に塗るのは心配…という物もあります。ハーブなどの天然成分を利用した物もありますので探してみましょう(エッセンシャルオイルを買って自分で作ることもできますよ)。赤ちゃんの場合虫除けグッズをベビーカーに取り付けるのも効果的です。