なんだか疲れたしもういいかな、そんな気持ちで電話を切りました
それが原因で不倫中の彼氏の重さが増すとは…
電話切ったあとは、
ブーッ、ブーッ、ブーッ…
怒涛の着信ラッシュでした。
うわっ〜っ…
少し引き気味に着信画面を見つめたものの、すぐに話す気にはなれず、出ませんでした。
バイブにしていたため音は鳴らないので、震えるカバンを手で押さえながら最寄り駅に向かいました。
すると、あと一息で駅、いうところの道に見覚えのある車がハザードをあげて停まっています。
りん!ちょっと乗って!
はやく!
沢山の人通りがある中、人目も気にせず叫ぶ彼氏。
これ以上何か言われるのも、騒がれるのも恐怖で、そのまま車に乗り込んでしまいました。
やめてよ、なんでいるの?
あとをつけるみたいな事をされるのは本当に嫌なんだってば!
怒っている私に言い訳をしながら、車はどんどん進みます。
りんの事が心配だっただけなんだよ、つけているように思われたならごめん、もうしないから。いなくなったら生きていけないんだよ。
また出た、このセリフ。
これはこれ以上私に何か言わせないための防御線?こんな脅しに屈する訳にはいかない!
と、思っているうちに人気のない空き地に停車していました。
今日みたいなことするなら、…‼︎
怒っている私の口は一瞬で彼氏の唇で塞がれてしまいます。
いつも優しいキスなのに、少し荒い気がする…
胸を触る手も、舐める舌も。
私よりだいぶ大きな手に掴まれると抵抗することはできません。
愛撫されればされるほど、力は抜けていってしまいます。
こんなに濡れてるよ…
そう言われると、何も考えられずに身を任せることしかできませんでした。
このときに感じた、自己防衛の気持ちなんかではなく、心から彼氏を求めていると思えたのです。
どんどん、重くなっている彼氏を。



