秋ドラマが終わり、一月からのドラマが始まるまでの間、Tver.ではいろんな昔のドラマをやってたのですが、その中に、ずっと見たかった『僕のいた時間』がありました。わたしの近所のレンタルショップでは取り扱いがなかったので本当にありがたかったです。
それまで何の不自由もなく普通に生活をしていた青年澤田拓人が、左手に違和感を覚え、やがてALSと診断される。そこからのALSと共に生きる拓人の姿、一旦は別れたけど再開して再び拓人を支える恵。
24歳ごろの春馬くん。大人の春馬くん。
ラスシンの時のキラキラ青年とは違って、地に足着いた拓人が私は春馬くんの素に近いのかな、と勝手に思っていました。
ALSに自由を奪われるたびに、新しい目標を持って生きていこうとする。周りを上手に巻き込んで、仕事も続けられるだけ続けていた拓人はすごいなと思いました。
最後、人工呼吸器をつけるか否かの判断をする際、いろんなことを考えた結果、彼は生きる選択をします。生きていくのにこの先どんな症状がでてくるか、何を奪われるかわからないけれど、周りの家族や大切な人を信じて、生きていこうと。
拓人は、医学部合格の目標も達成し、メグとも結ばれたことが最後わかります。
拓人とは状況が違いますが、長期休んで試行勤務している私も先のことを考えると不安で動けなくなるから、あまり先のことは考えず、『今を一生懸命生きる』ことだけ考えて過ごしていければ、と思いました。
話が変わりますが、拓人と添い遂げる覚悟をしたメグの愛は本物だなあと思いました。あんな素敵な婚約者がいて、それなりに年月をかけてお付き合いしていたのにあっさり捨てるなんてなかなかできない。あと、シゲ先輩、めちゃくちゃ人間できてるなあと思いました。シゲ先輩素敵な人なので、いい人又すぐ見つかると思います。
この作品でも、アイネクライネでも結婚しよう、と結ばれたところで終わりだったので、春馬くんが生きていたら結婚式から結婚生活を描いたドラマなり映画なりが見たかったな。