今回の衆議院選挙について思うこと | Promised Land -帰りたい何処か-

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わたしにとっての「約束の地」はどこなのか?

その答えを今探しています。

正直言って、驚いた。
ここまで自民党が圧勝するとは・・・・。 


今回の選挙は、「小泉劇場」の戦略勝ちともいえると思う。
その要因は3つ。

(1)郵政民営化一本に焦点を絞り、訴える
(2)大物『刺客』を全国に送り込んで話題性を持たせる
(3)各地を総理自らが遊説して回る



今回の投票率は全国的に見て非常に高かった。
私の住んでいる地域でも、ここ近年なかったほどの
高投票率だった。

これも、小泉劇場の勝利の一因。


なぜなら、

『テレビでも話題になっているし、いつもは行かないけれど
 今回は選挙に行ってみるか~』


という人々の多数が、自民党に票を投じたと思われるから。




普段政治になど興味はなく、新聞も読まない。
自分のことしか考えてない人々。
無党派層、というか無関心層というか・・・。


こういった人たちは、
年金問題だの、少子化対策だの、景気対策だの、
よく知らない難しいことを言っている政党よりも、
わかりやすく郵政民営化に絞ってその必要性を訴え、
派手な演出をする小泉さんに深く考えもせず
一票を投じている人が多い。
(テレビのインタビューを見ていて確信した)



小泉さんの演出は、そんな人々の心をしっかり掴んだ。
小泉さん自身の各地への遊説。

私も実は、地元に小泉さんがやってきたとき、
その演説を聴いていた大勢のうちの一人だ。

 

 ツレと演説予定地まで走って向かっていく姿を
 職場の人に見られ、
 翌日『ミーハー』と
 言われたことはナイショ・・・(^^;)



演説の一時間前から陣取っていたから、
ナマ小泉をばっちり肉眼でとらえることができた。

(携帯で写真を撮ったのだが、
 残念ながら私の携帯はズーム機能がついていないので
 写真からは小泉さんがわからなかった)


そして、その演説を聴いていて思ったこと。
小泉さんはとても演説が上手だ。

自分の主張を本当にわかりやすく、説明する。
そして、よくありがちな政治家とは違って、
演説しているのに、まるでその場にいる人々が
小泉さんと会話をしているかのような錯覚に陥らせる技術。

あの演説を聴いていたら、深く政治のことを知らない人は
小泉自民党、自民党候補者に一票を入れようと思ってしまう可能性大だ。


正に小泉マジック

あの一瞬だけは、私も小泉マジックにかかっていたように思う。
マジで、小泉さんの世界に引き込まれそうになった。


選挙前にも、郵政民営化以外にいろんなことが
新聞やニュースで言われていたが、
無関心層はそんなことは全く知らない。



そして、選挙時も勿論
自民党のマニュフェストに書かれた、
自分達の生活にかなり関わってくる事項の政策について
知ろうとも、考えもしないで・・・投票したのだろう。



・消費税を含む税金制度の改革(早い話が増税)
・防衛庁→防衛省への格上げ(軍事力の増大の可能性)
・憲法改正
 (憲法第9条、憲法第24条の改悪)

 


こんな裏があるとは知らずに。


議席の2/3を与党が占めた、ということは、
事実上、小泉政権のやりたい放題


どういう風になっていくのか。
投票が終わってしまった今、私達はもうどうすることもできない。
世論で訴えていくことしかできないが、
小泉政権はそんなものを無視して法を制定していくことだったできる。


どうなっていくのか。
私はもう見守ることしかできない。



ただ、今回の選挙戦での、小泉さんの功績は大きいと思う。
何がか、といえば、

『無関心層に、選挙のことを考えさせた』点。



この選挙以降、世の中がどうなっていこうとも
(特に自分達の生活に支障が出始めたとき)、
今後の国政に関心を多少なりとも持ち、
また選挙に行こうと思うようになる人が増えるきっかけに
なったのではないかと思う。


どうか、ささやかでいい、誰もがまじめに働いて、
平和で幸せに暮らしていける世の中になりますように。