私は知らなかったのですが、国を挙げて自動車普及が推進されていた状況のもと、1974(昭和49)年に経済学者(ノーベル経済学賞に最も近い日本人といわれた)の宇沢弘文氏が『自動車の社会的費用』を著したそうです。
車関係のサイトである下記に書かれていることですが。
今となっては公共交通機関が少ないところでは車がないと生活できない、でしょうね。
しかし、1970年代のみんな車を持とうという事で、税金を投入して道路を作り、広げ、未だにそれを続けてます。しかし、高齢などで車を運転しなくなった人は代替移動手段に困る状況になりました。
公共交通機関が充分にある東京でさえ未だ道路を作っています。
確かに全てを公共交通機関で賄うのは難しいですね、物流の場合もラストワンマイルが難しいですね。人も同じです、過去にパークアンドライドという考えがありました、公共交通機関から自宅までの最後の部分だけ車に依存するのですね。
現実に、新幹線で地方に行くと駅の直ぐ側にドデカい駐車場ビルがあります、「一日千円」と大きく書かれています。これは需要があるから民間で駐車場ビルを作ったのでしょうね。例えば東京出張の時に自宅から車で駅の駐車場まで来てビルに止め、新幹線で出かける。
道路建設で儲かるので自民党内には「道路族」というのがいました(今もかな)、この様な方策でいつまでも道路建設利権に税金を注ぎ込むのも考え直した方が良いかと思いますが。