共通点はどちらも極論すれば組み立て産業なんですね、最終製品を製造してはいますが中に含まれている要素技術は持っていない。
先日、「TSMCには補助するけど」というブログを書きました。
製造の首根っこを抑えている膨大な半導体製造装置には補助しない不思議を書きました、その時に使った図が下のものですね。
この中にTSMCは入ってませんよね、小さい製品ですが組み立て産業だからです。技術のキモの部分は上図の各企業が担ってます。つまりTSMCにはもの凄い人材は要らないという事です、極論すれば作業員が要る。
そして北海道に作るという半導体会社のラピダスはIBMの技術を使ってと言ってますが上図にはIBMはありませんよね。おそらく理論だけなんでしょうね。
組み立て産業の家電は海外に負けました、それほどハイテクでも無い要素技術なので海外や国内の新興メーカーが勝ってます。
半導体の要素技術は未だハイテクです、ここを育てなければ負けますね。